転職サイトの使い方・利用の流れ解説 & 各サイトの評判について

いざ転職しようと考えたとき、初めにぶつかるのが問題の一つが「どの転職サイトが最適なのか」ということです。
「転職エージェントっていうのを利用したほうがいいの?」「就活のときとどう違うの?」「どこのサイトも似たようなことアピールしてて、いまいち違いが分からない」というような疑問がわいてきます。
ここではそういった経験を踏まえ、転職サイトの利用の流れについて解説していきます。

転職サイトの3つの使い方

「転職サイト」には3つのタイプがあります。それは「直接応募型」「エージェント型」「スカウト型」です。
それぞれの特徴について簡単に比較してみます。

流れ 直接応募型 サイトにある求人を自分で探し応募する
エージェント型 キャリアアドバイザーと面談をし、いくつか紹介された求人から選んで応募する
スカウト型 経歴を登録し、企業や提携エージェントからスカウトをもらう
メリット 直接応募型
  • 自分だけの裁量で転職先を決められる
  • 気軽に応募ができる
エージェント型
  • 分野に精通するキャリアアドバイザーに転職するかどうかも含め相談することができる
  • 面接対策や応募書類の添削、退職のアドバイスなども受けられる
  • 面談は就業後や土日に対応も可能で、企業との面接日程も調整してくれる
  • 豊富に非公開求人がある
  • 自分の適正年収や市場価値を知りやすい
スカウト型
  • 自分がどのような企業に必要とされているのかが分かりやすい
  • 多くのスカウトサービスは企業ブロック機能が備わっているため、今の勤務先にばれることを心配する必要がない
デメリット 直接応募型
  • 専門的なスキルや資格が必要な求人は見つかりにくい場合がある
  • 面接対策や提出書類に関して、自分一人で行う必要がある
エージェント型
  • 人によっては必ずしも転職を勧められるわけではない
  • 地方都市にも拠点はあるが、住まいが都市部でない場合面談に遠出する必要が出てくる
スカウト型
  • 特殊な技能やスキル、資格がない場合、期待できるサービスが受けられない可能性がある
  • 人事などが個別にオファーを送るタイプは利用価値が高いが、サイトによっては自動送信のものも存在する
代表的なサイト 直接応募型 リクナビNEXT
エージェント型 DODA
スカウト型 BIZREACH(現在の年収500万以上が対象)

おおよその違いは以上です。
次に「直接応募」「エージェント」「スカウト」別に具体的なサービスを紹介していきます。

直接応募型の転職サイトと評判

直接応募系 求人の
豊富さ
サービス・機能 (無料) 得意分野 比較
詳細
こだわり
条件検索
自己分析
診断ツール
検討
リスト
検索条件
保存
リクナビNEXT 若手 ベテラン 限定求人豊富 スカウトメール
DODA 若手 ベテラン スカウトメール
キャリア転職サイト@type 若手 スカウトメール
はたらいく
(中小企業中心)
若手 ベテラン スカウトメール

リクナビNEXT

こんな人におすすめ

  • 働きながら転職活動をしたい人(オファーメール機能の活用)
  • 転職活動しているのを絶対に周囲にばれたくない人(ブロック企業の活用)
  • 年収アップさせたい人だけでなく異業種への転職を考えている人

リクナビNEXT

概要

直接応募系 求人の
豊富さ
サービス・機能 (無料) 得意分野 比較
詳細
こだわり
条件検索
自己分析
診断ツール
検討
リスト
検索条件
保存
リクナビNEXT 若手 ベテラン 限定求人豊富 スカウトメール

詳細・評判

求人件数 普通 約8,200件(2017年1月確認)。転職エージェントと比べると求人数は減るが、年間通して「常時5,000件以上の求人数と毎週1,000件以上の新着・更新求人」は直接応募型の転職サイトとしては多い。
求人の内容・質 他で募集していない限定求人が85%もある。幅広い規模の企業の求人があり、100名を超える会社は求人全体の37%。サービス業やメーカーをはじめ業種も多岐にわたる
マッチング 2017年1月には職種やこだわり条件の種類や検索機能を大幅強化。視覚的に条件を絞り込め、その検索条件を保存することも可能。保存した条件の新着求人をメールで受け取ることもできる
実績
  • 転職決定数No.1(調査:マクロミル社調べ/2014年)
  • 会員数は600万人以上
評判に関する実績
  • 直接応募型の転職サイトとしての転職決定数シェアは4割超でダントツ1位
求人の更新頻度 高め 週2回更新(水曜・金曜)
キャッチコピー 〝「この仕事に会えてよかった」を、一人ひとりに。〟
その他の機能
  • 【スカウトサービス】「オープンオファー」「興味通知オファー」「プライベートオファー」と3種類あり。レジュメ登録(経歴登録)をすることで十分に活用できる「プライベートオファー」は、企業や提携エージェントから個別にスカウトが届くというもの。自分自身の市場価値を知る上でも便利。勤務先にばれることを防ぐ企業ブロック機能も装備
  • 自分の強みを分析することができる自己分析ツール「グッドポイント診断」は設問の数が多く時間を要するが、自覚していなかった強みを示してくれるとの声もよく聞かれる
転職までの流れ
  • 【転職サイトサービス(直接応募)】エントリー→面接→採用
  • 【スカウトサービス:企業からスカウト】情報登録→オファー→応募→書類選考→面接→採用
  • 【スカウトサービス:提携エージェントからスカウト】情報登録→オファー→面談→応募→書類選考→面接→採用
  • 【エージェントサービス】情報登録→面談→面接→採用
利用者年齢層 幅広い 【20代前半】約6%【20代後半】約17%
【30代前半】約23%【30代後半】約21%
【40代前半】約15%【40代後半以上】約18%
その他の強い特徴
  • 洗練されたユーザーインターフェースで、操作に悩むことがほとんどない
  • 直近の採用に力を入れている企業が多い
料金 無料
運営会社 株式会社リクルートキャリア
会員登録にかかる時間 1分程度
登録先リンク リクナビNEXT

「リクナビ」で就職活動をしたことがある人にとっては、この「リクナビNEXT」もとても使いやすい操作性だと思います。
非公開求人を豊富に取りそろえているエージェント系と比べると、求人数は比較的少なくなりますが、このサイトでしか募集をかけていないいわゆる限定求人が非常に多く、大手企業の求人が豊富なのも大きな魅力です。
オファーメールも3種類あり、特にプライベートオファーは企業の積極的な採用活動と受け身の転職者のマッチングにも一役を買っています。


DODA

こんな人におすすめ

  • キャリアアップしたい・大手企業に転職したいという人
  • 豊富な求人から転職先を探したいという人
  • 必要に応じて転職エージェントやスカウトサービスも利用していきたいと考えている人

DODA

概要

直接応募系 求人の
豊富さ
サービス・機能 (無料) 得意分野 比較
詳細
こだわり
条件検索
自己分析
診断ツール
検討
リスト
検索条件
保存
DODA 若手 ベテラン スカウトメール

詳細・評判

求人件数 多い 公開求人:約32,800件(2017年3月確認)
求人の内容・質 転職サイトとしても最大級の求人数をほこり、大手の求人もとても豊富
マッチング 職種や勤務地・雇用体系はもちろんのこと、就業環境や待遇・福利厚生についてもこだわり検索で指定可能
実績
  • 10万件以上の求人取扱実績
評判に関する実績
  • 電通バズリサーチによる調査にて、ポジティブな口コミが多い人材紹介会社で最も高いスコアを記録した実績あり
求人の更新頻度 高め 週2回更新(月曜・木曜)
キャッチコピー 〝条件は、今よりいい会社。以上。 ~それぞれの転職に。DODA~〟
その他の機能
  • 経歴を登録することで会社からオファーを受けるスカウトサービスあり。今勤めている会社や取引先などに自分の情報が行き届いてしまうのを防止する「スカウトブロック設定」機能あり
  • 直接応募のほか、転職エージェントサービスも利用可能
転職までの流れ
  • 【転職サイトサービス(直接応募)】エントリー→面接→採用
  • 【エージェントサービス】情報登録→面談→面接→採用
  • 【スカウトサービス:面接確約オファー】情報登録→オファー→応募→面接→採用
  • 【スカウトサービス:オファー】情報登録→オファー→応募→書類選考→面接→採用
利用者年齢層 幅広い 【20代前半】約14%【20代後半】約27%
【30代前半】約19%【30代後半】約14%
【40歳以上】約25%
その他の強い特徴
  • 転職エージェントやスカウトサービスとしても利用が可能なため、状況に応じて様々な転職スタイルに対応できる
料金 無料
運営会社 パーソルキャリア株式会社(旧:インテリジェンス)
会員登録にかかる時間 5分弱程度
登録先リンク DODA

@type

こんな人におすすめ

  • 自分のスキルや志向からマッチする求人を見つけたい人
  • 「転職力診断ツール」や「市場価値診断ツール」を活用したい人
  • リクナビNEXTを利用していて、他にも求人がないか探したい人

キャリア転職サイト@type

概要

直接応募系 求人の
豊富さ
サービス・機能 (無料) 得意分野 比較
詳細
こだわり
条件検索
自己分析
診断ツール
検討
リスト
検索条件
保存
キャリア転職サイト@type 若手 スカウトメール

詳細・評判

求人件数 少なめ 公開求人2,000件程度(2017年11月確認)
求人の内容・質 営業職やIT系の求人が多い。中堅企業の求人案件が豊富。会員登録をすると、SPI・適性テストの有無や内定までの選考期間などの面接情報が閲覧できるようになる。首都圏や大阪周辺の求人が中心
マッチング 求人検索による一般的なマッチングシステムはこだわり条件の指定も可能。その他、経験・スキルの合った求人が分かる「スキルマッチング」、性格・志向に合った求人が分かる「パーソナリティマッチング」、サイト内の行動履歴からおすすめ求人を提案してくれる「足あとマッチング」などユニークなマッチングサービスもある
求人の更新頻度 高め 週2回更新(火曜・金曜)
キャッチコピー 〝ひとつ上を目指す人のキャリア転職サイト[アット・タイプ]〟
その他の機能
  • 【スカウトメール】登録した匿名レジュメに興味を持った企業から届く「スカウト」メールや、企業の求めるスキルと一致したときに届く「オファーDM」機能がある
  • 「転職力診断」「市場価値診断」といった診断ツールが用意されている
転職までの流れ
  • 【転職サイトサービス(直接応募)】エントリー→面接→採用
  • 【スカウトメール】情報登録→オファー→応募→書類選考→面接→採用
利用者年齢層 幅広い 【20代前半】約6%【20代後半】約15%
【30代前半】約24%【30代後半】約23%
【40代前半】約15%【40代後半】約8%
【50代以上】約9%
その他の強い特徴
  • 転職ノウハウに関する「営業type」「エンジニアtype」などの読み物系コンテンツ
料金 無料
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
会員登録にかかる時間 1分程度
登録先リンク キャリア転職サイト@type


はたらいく

こんな人におすすめ

  • 地元で働きたい人、地域密着型の中小企業で働きたい人
  • がっつり働くのではなく自分に合った働き方を選びたい人
  • 年収にはそれほどこだわりのない人

はたらいく

概要

直接応募系 求人の
豊富さ
サービス・機能 (無料) 得意分野 比較
詳細
こだわり
条件検索
自己分析
診断ツール
検討
リスト
検索条件
保存
はたらいく
(中小企業中心)
若手 ベテラン スカウトメール

詳細・評判

求人件数 多め 比較的多め。正社員からパートまで様々な求人がある
求人の内容・質 はたらいくオリジナルの求人が9割以上。規模の比較的小さな企業が中心。全国的に求人があり、地元志向の求職者にも向いている
マッチング 一般的な検索システム
求人の更新頻度 高め 週2回更新(月曜・木曜)
キャッチコピー 出会いが広がる、気持ちがつながる。求人・転職情報サイト
その他の機能
  • マッチした求職者に応募を促してくれる「らいく」機能、個別にメッセージが送られてくる「らいくメッセージ」機能あり
転職までの流れ
  • 【転職サイトサービス(直接応募)】情報登録→エントリー→面接→採用
利用者年齢層 幅広い 【10代】約4%
【20代前半】約16%【20代後半】約16%
【30代前半】約13%【30代後半】約13%
【40代前半】約14%【40代後半】約12%
【50代以上】約14%
その他の強い特徴
  • 多くの人にとって使いやすい操作性
料金 無料
運営会社 株式会社リクルートキャリア
会員登録にかかる時間 仮登録1分程度
登録先リンク はたらいく

エージェント系転職サイトについて

次に、転職エージェントついても紹介していきます。
先ほども簡単に説明した転職の流れですが、図解すると以下のようになります。

まずウェブサイト上から登録を行うことから始まります。
その後、担当者から連絡が来るので、面談やキャリアカウンセリングの日程を調整します。なお、働いている人にも対応するため、多くのエージェントが平日の夜や休日にも対応しています。
そして実際に面談やカウンセリングを行うことで、どのような企業に需要があるか、どういった長所が評価されるかなどを知ることができます。人によっては今の企業以上の求人はなかなかないと断られることもあるようです。
いずれにしても、自分の市場価値を知るうえでは有効な手段となります。

その後、興味のある会社が見つかったら、職務経歴書や履歴書などの応募書類の作成に入ります。
これらの書類の添削をエージェントが行い、企業面接前には面接対策や模擬面接なども実施されます。
面接対策の担当者は、企業や業界がどういう人材を欲しがっているかを把握している場合が多いため、それらのアドバイスを受けて受け答えを洗練させていきます。
実際に内定をもらえ転職が決まった際にも、現在の企業の円満退職のアドバイスを求めることもできます。

以上が転職エージェントの利用の流れです。
次に、主な転職エージェントについて、比較表を使って見ていきます。
(なお、ここで紹介するサービスはすべて完全無料です。)

エージェント系 求人の
豊富さ
サービス・機能 (無料) 得意分野 比較
詳細
面談 面接対策 日程調整 年収交渉
リクルートエージェント 若手 ベテラン 若手・ハイキャリア ベテラン・ハイキャリア
DODA 若手 ベテラン 若手・ハイキャリア スカウトメール
JACリクルートメント ベテラン ベテラン・ハイキャリア 管理部門 (経理・人事・総務) 外資企業求人 海外転職
ヒューマンタッチ
[建設転職ナビ]
建設業界 電気・電子、機械系 メディカル系
パソナキャリア 若手・ハイキャリア ベテラン・ハイキャリア 理系女子
マイナビエージェント 若手
ランスタッド 若手 Iターン・Uターン
Spring転職エージェント 若手 ベテラン Iターン・Uターン

転職エージェントのおすすめや評判について詳しく見る

エージェントについては別のページで個別に各サービスの詳細や口コミに関する情報を掲載していますのでそちらをご覧ください:おすすめの転職エージェントとその評判

スカウト系転職サイトについて

そして3つ目、スカウトサービスを利用できる転職サイトを紹介します。
いくつかタイプがありますので簡単に説明します。

個別にオファーが来るタイプと自動送信タイプがある

スカウト機能には、登録した経歴を担当者が見て連絡を行う個別送信タイプと、条件一致の求職者に自動で送信されるものがあります。
「スカウト機能で大量のDMが届いた!」という場合、大半は後者になります。

もちろん転職者にとって比較的利用価値の高いものは前者となります。
自動送信の場合、特殊なスキルは不要ですが大量採用で離職率も高い職場もやや多くなりますので注意が必要です。

個別送信で重要になるのは、しっかりと経歴(レジュメ)を登録しておくということです。
あいまいな内容や誰でもアピールできる事項ばかりだと、なかなか精度の高いスカウトが期待できないことになりかねません。
その点は、どのスカウトサービスを利用するうえでも押さえておきたいポイントです。

企業から直接連絡が届くものと提携エージェントから届くものがある

スカウトサービスには、企業からオファーがあるものとのほか、企業が提携するエージェントからオファーのあるものもあります。
サービスによって企業専門であったり、エージェント専門であったり、またはその両方で合ったりと特色があります。
企業から直接のほうが確度が高く感じるかもしれませんが、提携エージェントを挟んだほうが話しやすいという面もあり、こちらは一長一短と言えます。

ばれないかという心配はそれほどする必要がない

転職者の中でも、特にスカウトサービスを利用する人が抱きやすい不安として、「今の職場に転職しようとしていることがばれてしまわないか」というものがあります。

これについてはそれほど心配しなくていいというのが一般的な考えです。
理由は以下のとおりです。

  • ほとんどすべてのサービスにおいて、企業が閲覧できる経歴情報は匿名であるため
  • さらに、匿名の経歴も見せたくない企業がある場合は、「企業ブロック機能」を利用すればいいため

どんなに個人が特定できそうな経歴を持っていたとしても、「企業ブロック機能」を使えばばれることを心配せずに転職活動を進めていくことができるのです。

各社スカウトサービス比較

次に、スカウトサービスを備えているサービスの比較一覧を紹介します。

スカウトサービス スカウト求人の豊富さ サービス・機能 (無料) 特長 比較
詳細
企業から
スカウト
提携エージェント
からスカウト
個別送信
オファーも
バレ防止
リクナビNEXT 会員の5割が本機能を利用 3段階オファー 企業ブロック機能
BIZREACH
(エグゼクティブ)
面接確約オファーもあり 企業ブロック機能
DODA 面接確約オファーもあり 企業ブロック機能
キャリア転職サイト@type 2段階オファー 企業ブロック機能
キャリアカーバー
(エグゼクティブ)

スカウトサービスはサービスによってかなり個性があります。
また、高年収・ハイクラス求人を取り扱う「エグゼクティブ専門」サイトが多くあるのも特徴です。
上の表で「エグゼクティブ」と表記してあるものについては、現在の年収・前職の年収が500万円以上である人が対象となります。

なお内容はかぶりますが、以下のページでも転職サイトのスカウトを詳しくまとめてあります。
転職サイトのスカウトサービスの比較・おすすめ


以上が転職サイトの利用の流れと評判のまとめとなります。
よりよい企業に転職できるよう、自分にとって最適な転職サイトをいくつか選んで活用してください。

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