薬剤師の人で転職を考えているとき、通常の転職サイトを利用することも可能ですが、より良い選択肢として挙げられるのが、「薬剤師」に特化した転職サイトです。
理由としては、
- 職種や各業界を熟知した専門のスタッフ・担当者が豊富に揃っている
- 求人検索においても、薬剤師に特化した条件検索ができるため、気になる求人が探しやすい
という点が挙げられます。
しかし、薬剤師の転職サイトはいくつも存在するため、どれがおすすめなのか、どれを利用すべきなのか迷ってしまうかと思います。ここではそういった方に向けて、各サービスの特長や細かな違いについて、解説していきます。
なお、ここで紹介する薬剤師の転職サイトはすべて利用無料で、運営会社も一般的に信頼度の高いものとなっています。
エージェント系 | 求人の豊富さ | サービス・機能 (無料) | 得意分野・特徴 | 比較 詳細 |
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面談 | 面接対策 | 日程調整 | 年収交渉 | ||||
薬キャリ正社員・契約社員・パート・派遣 |
【調剤薬局】
24,500 【ドラッグストア】 3,500 【企業】 260 【病院・クリニック】 2,700 |
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電話・メール面談 毎日更新 スピーディな転職 登録者数が多い | ![]() |
ファルマスタッフ |
【調剤薬局】
49,300 【ドラッグストア】 8,500 【企業】 180 【病院・クリニック】 3,300 |
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出張面談可 全国都市部に拠点 面接同行フォロー可 高い満足度 | ![]() |
マイナビ薬剤師![]() |
【調剤薬局】
29,700 【ドラッグストア】 19,700 【企業】 290 【病院・クリニック】 2,900 |
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全国都市部に拠点 高い満足度 | ![]() |
薬剤師転職ドットコム
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【調剤薬局】
7,900 【ドラッグストア】 200 【企業】 50 【病院・クリニック】 1,100 |
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東京・大阪に拠点 面接同行フォロー可 高い満足度 | ![]() |
お仕事ラボ 正社員・パート・派遣・紹介予定派遣 |
【調剤薬局】
12,200 【ドラッグストア】 2,400 【企業】 20 【病院・クリニック】 80 |
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出張面談可 電話・メール面談 アフターサポート | ![]() |
リクナビ薬剤師 |
【調剤薬局】
37,600 【ドラッグストア】 11,200 【企業】 290 【病院・クリニック】 2,900 |
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スピーディな転職 独自の非公開求人 漢方薬局 | ![]() |
ファーマジョブ正社員・契約社員・パート |
【調剤薬局】
2,500 【ドラッグストア】 1,800 【企業】 160 【病院・クリニック】 590 |
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アプロ・ドットコム正社員・パート・契約社員・派遣・紹介予定派遣・短期アルバイト |
【調剤薬局】
26,500 【ドラッグストア】 13,600 【企業】 70 【病院・クリニック】 510 |
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面接同行フォロー可 高い満足度 |
(比較表最終更新:2020/9)
薬剤師の転職の流れ
まず、薬剤師が専門の転職サイトを活用して転職をする場合の流れについて説明します。
各社小さな違いはありますが、大まかにはこの流れになります。
《転職理由別》転職のコツと注意点
人間関係で悩んだ末の転職の場合
薬剤師の転職理由については、転職サイトの担当コンサルタントには正直に話しましょう。
ただ、面接の際は他の前向きな理由を用意しておいたほうが良いでしょう。
嘘をつく必要はありませんが、あまり人間関係の悩みを全面に出すと、「あなたにも問題があったのでは?」と受け取られる場合があります。
自分のこれまでの経験、志望先の薬局について魅力を感じたポイント、今後の目標などを整理しましょう。キャリアアップや、より地域に密着して働きたいなど、その薬局で働きたい理由を鮮明にするのです。
薬局で働いていて人間関係に悩んでいる場合は異動も視野に入れて
店舗数の多い薬局などは、異動が可能であれば今の職場に相談してみましょう。問題自体が解決すれば一番良いのですが、小さな組織で相手が上司である場合など、なかなか難しいものです。その場合は心身に不調をきたさないうちに、転職するのが賢明です。
ただ、転職先は慎重に決めましょう。転職サイトを利用する場合は、まめに現地に足を運んでいるサービスを選び、また、自分の目でもよく見極めることが大切です。職場見学には必ず行きましょう。
忙しすぎる職場は人間関係もぎすぎすしやすいものです。1日の処方箋枚数と薬剤師数などを確認して、ゆとりをもって働ける職場を探しましょう。
また、あえて一人薬剤師の薬局を選ぶ人もいます。休みが取りづらいなどのデメリットもありますが、一人なので人間関係に悩むことはありません。一人ならば自分が自動的に管理薬剤師となるので、上司との相性が悪くて悩むこともありません。慣れてしまえば、ほとんどストレスを感じることなく働けると言う人もいます。
なお、薬局の求人が多い転職サイトに「ファルマスタッフ」「薬キャリ」があります。
急性期病院で働いていて人間関係に悩んでいる場合は慢性期病院も視野に
病院の場合は、薬剤部内の人間関係だけでなく、医師や看護師など他職種との関係の難しさがあります。
チーム医療に携わることが病院薬剤師の最大の魅力なのですが、同時に悩みの種にもなるのです。
これは主に急性期病院、総合病院における悩み。
転職先として考えられるのは、慢性期病院や専門病院など、比較的規模が小さく、忙しすぎない病院です。
症状が安定している患者が多く、ピリピリした雰囲気になることが少ないのです。薬剤師の人数も1、2人ということも多いので、人間関係に悩まされることは格段に減ります。
それでも病院である以上、医師や看護師など他職種との連携は重要。良好な関係が築かれているか、担当コンサルタントに確認してもらうことが大切です。そもそも病院特有の人間関係がイヤだということであれば、調剤薬局やドラッグストアなどへの転職を考えましょう。その場合も、職場見学をして雰囲気を知ることは大切です。
キャリア志向の人には向いていないと言われる慢性期病院ですが、少し心と身体にゆとりをもって働きたい人には向いているかもしれません。
なお、病院の求人が多い転職サイトに「リクナビ薬剤師」「薬キャリ」があります。
年収アップのために転職したい場合
転職サイトの担当コンサルタントに希望年収を伝えて探してもらえば、比較的順調に転職できるでしょう。
ただ、収入金額にとらわれるあまり、他の条件の確認がおろそかにならないよう気をつけましょう。薬剤師は転職しやすい職業ではありますが、長く働き続けられる職場であるかということを念頭に置きたいものです。
志望動機として、薬剤師で年収アップは前向きなことではあります。ただ、それだけでなく、幅広い業務を経験したい、などプラスアルファの動機もあると良いでしょう。
ドラッグストアへ転職
製薬企業に続いて高収入なのは、ドラッグストア勤務の薬剤師です。経営母体が大きく、安定した収入が得られるのです。製薬企業と違い中途採用の求人数も多く、転職活動はスムーズに進むでしょう。
もちろんデメリットもあります。
- 土日はほぼ休めない
- 勤務時間が長い
- レジ打ちや品出しなどの業務もある
- OTC(一般医薬品)、日用品など取り扱い品目が多い
幅広い業務が経験できる、OTCの知識も身について勉強になる、と考える人には向いている職場と言えるでしょう。
求人が多いため、転職活動は自力で十分と思うかもしれませんが、転職サイトを利用し、より希望条件に近い案件を見つけてもらうのが安心です。店舗によっては、有給が取りやすかったり、残業も少ないなど、働きやすいところもあります。
経営方針、福利厚生や人材育成など、ドラッグストアも様々なので、長く働き続けるためには、情報を集め吟味した方が良いでしょう。
特にドラッグストアの場合、転職を繰り返すと収入アップできなくなるどころか、ダウンしてしまうことも。目先の給与だけにとらわれないことが、長い目で見れば収入アップにつながるのです。
なお、ドラッグストアの求人が多い転職サイトに「マイナビ薬剤師」があります。
地方の薬局に転職
調剤薬局の給与についてよく言われるのが「都会より地方の薬局のほうが給与が高い」ということです。
地方は薬剤師不足のため、高い給与を提示するというのです。
東京都内の薬局の年収が600万円位で頭打ちなのに対し、地方は700万円を超える求人も存在します。
ただ、給与が高いからといって、縁もゆかりもない土地へ行って働くのは、なかなか勇気のいることですよね。
1日の仕事量は多くなく、ゆったり働けるとはいえ、ひとり薬剤師になる可能性も高く、休みも取りにくくなります。
同じ都道府県内でも、中心部から外れたエリアに行くだけで、給与は高めになる傾向があります。通勤はやや不便になるかもしれませんが、目を向けてみると良いでしょう。また、大型チェーン薬局の場合は、給与規定通りとなるので、地方でもさほど高収入になることはありません。
収入を重視するならば中小規模の薬局がおすすめです。
なお、調剤薬局の求人が多い転職サイトに以下の2つが挙げられます。
管理薬剤師になる
薬局の管理薬剤師は、薬剤師として3年ほど経験を積めばなれるもので、特別な資格は必要ありません。
ただ、あくまでも任命されるものなので、すでに年齢の近い管理薬剤師がいて、転勤もない職場の場合、その薬剤師が転職するか、自分が転職する以外にないわけです。
管理薬剤師になると当然責任は重くなり、残業も増えますが、管理薬剤師手当が付くため収入が増えます。
地方の薬局や一人薬剤師の店舗の場合はさらに高くなります。
ただし、注意すべき点もあります。
残業代が支給されない場合がある
管理職と見なされて、残業代が支給されないケースがあります。残業代込みで高い年収を提示される場合もありますが、必ず確認しましょう。実働時間で考えたら年収ダウンだった、ということになるのは避けたいものです。
副業はできない
管理薬剤師の副業は法律で禁止されています。一般薬剤師だった時は副業していて、その分収入が減ってしまった、という人もいるかもしれません。
管理薬剤師の求人は見つけやすいです。転職サイトで検索するとき、管理薬剤師という条件を設定したり、担当のコンサルタントにも希望条件として伝えましょう。
一方で、管理薬剤師になりたくないが、このままでは任命されてしまいそうなので転職する、という人もいるようです。
なお、管理薬剤師の求人が多い転職サイトに「薬キャリ」があります。
転職サイトにおける年収600万円以上の求人数比較
転職によってより高収入のところで働きたいと考えている人は、その転職サイトにどの程度年収の高い求人案件があるかも重要になってきます。
エージェント系 | 年収600万円以上の求人数 |
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薬キャリ |
【調剤薬局】8,500 【ドラッグストア】1,100 【企業】60 【病院・クリニック】500 |
ファルマスタッフ |
【調剤薬局】11,300 【ドラッグストア】2,800 【企業】30 【病院・クリニック】350 |
マイナビ薬剤師![]() |
【調剤薬局】6,900 【ドラッグストア】4,600 【企業】20 【病院・クリニック】130 |
薬剤師転職ドットコム![]() |
【調剤薬局】3,800 【ドラッグストア】100 【企業】20 【病院・クリニック】490 |
お仕事ラボ |
【調剤薬局】5,400 【ドラッグストア】900 【企業】10 【病院・クリニック】20 |
リクナビ薬剤師 |
データなし |
ファーマジョブ | データなし |
アプロ・ドットコム |
【調剤薬局】850 【ドラッグストア】260 【企業】~10 【病院・クリニック】10 |
最終更新:2020/9
拘束時間の長さに悩んで転職する場合
同じ薬剤師でも、働く場所によって拘束時間の長さも様々です。体力面や家庭の事情などと関連して、転職理由のひとつになるのは確かです。ただ、退職理由として伝えるときは、なぜ拘束時間の短い職場を望むのか、というところから説明すると良いでしょう。忙しいのが嫌なのか、やる気がないのかと思われるのは避けたいところです。
育児や介護など家庭の問題であるならば、率直に伝えましょう。薬局は時短など配慮してくれるところも多いので、初めからそういった職場に転職すれば無理なく働けます。
そのほかには、スキルアップするために勉強する時間が欲しい、など前向きな理由があればなお良いでしょう。
病院なら急性期から慢性期へ
患者の容態は、急性期→回復期→慢性期と進んでいきます。
重症患者や救急の患者に手術など高度な医療を提供するのが急性期病院になり、そこで働く薬剤師は夜勤や急な呼び出しもあり残業も多く、とにかく拘束時間が長いです。
それでも医療の最前線で経験を積むことができるので、人気のある職場でもあります。
しかし年齢を重ねるにつれ、やりがいは感じながらも転職を考えるようになる、という薬剤師は多いようです。「結婚や出産を考えると不安になって…」という人もいます。
「それでも病院で働きたい。薬局やドラッグストアは違う…」という人におすすめなのが、慢性期病院です。
慢性期病院は、比較的病状の安定した患者に入院治療を提供する病院です。療養型病院とも呼ばれます。
処方は決まっており、外来や急患もないので、急性期病院と比べると変化の少ない仕事になります。そのぶん落ち着いて、ひとりひとりの患者さんに丁寧に向き合うことができます。
夜勤や残業がほぼなく、その割に急性期病院より給与も高めなので、長く働ける職場と言えるでしょう。
ただ、求人自体はあまり多いとは言えず、比較的見つけづらいといえます。都道府県の薬剤師会のホームページなどをチェックするほか、転職サイトも活用してみましょう。
ドラッグストアから薬局へ
一般的に、ドラッグストアより薬局のほうが拘束時間は短いです。ただ、薬局の立地によって営業時間が異なるので、注意しましょう。
夜遅くまで診療しているクリニックの門前薬局の場合、最後の患者さんが来るまで開けているので、必然的に終業時間は遅くなります。また、ショッピングモール内や、駅前の便利な場所にある薬局も、営業時間が長いところが多いです。
求人サイトによっては、希望条件に「残業少なめ」などの項目を選ぶこともできます。ただ、詳細はやはり担当コンサルタントに希望を伝えて確認してもらうのが安心です。
調剤未経験でOKという求人が多いので、調剤併設でないドラッグストアで働いている場合も問題はありません。
なお、ドラッグストアの求人が多く「残業少なめ」の条件検索が可能な転職サイトに以下があります。
MRから薬局へ
「MRから調剤薬局へ転職」というと少し意外な感じがするかもしれません。しかし、このパターンは意外に多いといいます。
メリット
- 調剤が経験できる
- 営業ノルマから解放される
- 残業や休日出勤がほぼなくなる
デメリット
- 収入が大幅に減る
- 調剤未経験から覚えなくてはならない
大手チェーン薬局では研修制度も充実しているので、調剤未経験でも問題なく転職はできます。
いずれ転職を考えているのならば、早く調剤を身に着けてしまうほうが負担も少ないでしょう。
大手企業でバリバリ働いていた人が、地元の薬局で患者さんと接する、というまったく違う生活になるわけです。
最初は違和感があるかもしれませんが、落ち着いて働ける、自分の時間が持てる、などメリットも多いと言えます。
ただし、収入は確実に減ります。
MRは拘束時間が長く、転職活動の時間を確保するのも大変です。転職サイトを活用して、スムーズな転職を目指しましょう。
キャリアアップのために転職する場合
面接の際に伝える志望動機として「キャリアアップ」を挙げるは前向きで理想的です。
ただ、今働いている職場でもできるのではないかと指摘されることも考えられます。身近にできることから見直し、取り組んだうえで、さらに環境を変えてキャリアアップしたいという希望を伝えましょう。
総合病院の門前薬局へ転職
クリニックや専門病院など、限られた診療科から出る処方箋を扱う薬局で働いていると、どうしても薬剤の知識も偏ったものになります。
「もっと幅広い薬剤の知識を身に付けたい」と考えるなら、総合病院の門前薬局に転職するのがよいでしょう。
薬局→薬局は一番スムーズな転職のパターンといえます。
転職後は扱う処方箋枚数も多くなり、忙しくなるのはほぼ間違いありません。
ただ、病院の休診日によっては毎週土日に休めますし、診療時間によっては終業時間も早い薬局もあります。
また、門前薬局の多くは健康サポート薬局への転換を迫られているので、ゆくゆくはかかりつけ薬剤師になるよう、求められるかもしれません。
転職して認定薬剤師になる
薬剤師国家試験に合格すれば薬剤師にはなれますが、より良質の業務を行えるよう自己研鑽に励む必要があります。
そのため、所定の単位を取得し、認定された薬剤師を「研修認定薬剤師」とする制度があります。
制度を管轄しているのは、公益財団法人日本薬剤師研修センターです。
かかりつけ薬剤師になるための条件のひとつでもあるため、この研修認定薬剤師を目指す薬剤師は多いです。
かかりつけ薬剤師の要件
- 以下の勤務経験等を有している。
- ア)保険薬剤師として3年以上の薬局勤務経験。
- イ)当該薬局に週32時間以上(32時間以上勤務する他の保険薬剤師を届け出た薬局において、育児・介護休業法の規定により労働時間が短縮された場合にあっては、週24時間以上かつ週4日以上である場合を含む)勤務。
- ウ)当該薬局に1年以上在籍
- 薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得している。
- 医療に係る地域活動の取り組みに参画している。
もし、今働いている薬局が健康サポート薬局になる見込みがない場合、認定薬剤師となっても、十分資格が生かされないかもしれません。
そこで、資格取得支援制度が充実している薬局に転職してから、認定薬剤師になるのもよいでしょう。
研修認定薬剤師は3年ごとに更新の手続きが必要となります。地域活動の取り組みに参画する必要もあるので、理解のある職場のほうが望ましいわけです。
求人を検索する際に「認定薬剤師取得支援あり」などの条件を設定できるサイトもあります(「ファルマスタッフ」は「その他の希望条件」で設定可能)。転職サイトの担当コンサルタントにも希望を伝えておくとよいでしょう。
在宅に力を入れている薬局へ転職
年齢等の壁により、病院への転職は難しいけれど「チーム医療に携わってスキルアップしたい」という人は、在宅に力を入れている薬局に転職するという方法もあります。
患者さんの自宅や高齢者向け施設まで出向き、服薬指導や在薬管理など、きめ細かい対応を行います。医師や看護師、介護士、ケアマネージャーなど、様々な職種との連携が不可欠です。時には訪問診療に同行したり、抗がん剤治療や緩和ケア、注射剤など、通常の調剤薬局業務にはない経験を積める可能性があります。
高齢の患者さんも多く、時には看取りなど精神的に負担の大きいこともあるでしょう。しかし、厚生労働省の方針もあり、在宅業務は今後重視されることが予想されます。
とても貴重な経験となり、転職の際にも高い評価を受けるでしょう。
責任の重い業務もありますが、給与も高いところが多いです。
在宅を行っているとうたっている薬局でも、実際は薬を配達しているだけだったりします。本当に在宅に力を入れている薬局かどうか、確認する必要があります。また、薬局での業務と在宅を兼務する求人もあり、その割合は薬局によって様々なので、これも確認が必要です。
在宅専門の薬局もありますが、表立って求人を出していないケースもあります。いずれにしても転職サイトの担当コンサルタントに希望を伝えて、きちんと在宅業務を経験できる薬局を探しましょう。
なお、「薬キャリ」では、「こだわり条件」→「業務・スキル」で「在宅」の求人を検索することができます。
おすすめの薬剤師向け転職サイト紹介
しっかりとした転職サポートを受けたい人向けの転職サイトを紹介していきます。
先ほども軽く触れましたが、転職サポートとは主に以下のようなものです。
- 対面でのキャリアカウンセリング(転職の悩みやキャリアプランの相談)
- 面接のアドバイス
- 自分ではやりにくい条件交渉
- 面接日の調整
- 採用後のフォロー(円満退職の助言、入社日調整代行、転職後の職場に関する相談など)
ここでは、これらのサポートを行なっておりサポート体制や運営会社への信頼度も高いものを紹介していきます。
手厚い転職サポートを受けたい人向け薬剤師転職サイト
まずは、以上のような転職サポートが万全で、利用者満足度も高い転職サイトを紹介していきます。
薬キャリ
雇用形態は正社員、契約社員、パート、派遣から検索可能。
年間登録者数が非常に多い薬剤師専門の転職サイト。求人数もトップクラスです。
登録後、電話とメールで希望確認し求人を紹介してもらう流れ。ここまで最短で即日なので、急いで転職先を探したい人にはおすすめです。
もちろん条件交渉についても気軽に相談できます。
こんな人におすすめ
- 豊富な選択肢から転職先を探したい人(特に調剤薬局、企業、病院・クリニック)
- 毎日新しい求人票をサイト上でチェックしたい人
- 「年間休日120日以上」「残業なし」「高年収」など、細かな要望を指定しつつたくさんの求人から選びたいと考えている人
- スピーディに転職活動をしたいと考えている人にも
【サイトはこちら】薬キャリ
ファルマスタッフ
大手調剤チェーン「日本調剤グループ」が運営する転職サイトです。
キャリアコンサルタントが直接企業に出向いてヒアリングをしており、職場の雰囲気や残業の有無などを把握しています。
求人案件は業界1位で、全国都市部に拠点を設けているため、首都圏以外の求人にも強いです。
コンサルタントとの面談の満足度が高く、転職成功率90%超えも魅力です。
雇用形態は「正社員」「パート・アルバイト」「派遣」「紹介予定派遣」から検索可能。
業種は「調剤薬局」「病院・クリニック」「企業」「ドラッグストア」「ドラッグストア(調剤あり)」「その他」から検索可能。
こんな人におすすめ
- 転職して年収を上げたい人
- 曜日・時間や残業有無、有休のとりやすさなど、希望条件にこだわりのある人
- ブランクがあっても大丈夫な職場に転職したい人
- 転職候補の職場の様子について詳しく知っておきたい人
- 対面でカウンセリングをすることで、細かな要望や悩みをじっくり相談したい人
【サイトはこちら】ファルマスタッフ
マイナビ薬剤師
マイナビ系の薬剤師向け転職サイトで、正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他から求人を検索可能。ドラッグストアの求人数は他社と比べてかなり多い傾向にあります。また、調剤薬局や企業、病院などの求人数も決して少なくはありません。
日本全国に拠点があり、できる限り転職者と直接会うことを重視しています。対面での面談で話をすることで細かな要望やサポートを行なっており、各個人が転職先に求めているニーズを把握してくれる担当者が多いようです。さらに、年収や手当、職場の雰囲気、休日の多さや職場の年齢構成などの転職前に知りたい職場情報も、あらかじめ確認することができます。
楽天リサーチによる調査では、15個の薬剤師向け人材紹介サービスにおいて5年連続で利用者満足度1位を獲得した実績もあります(2017年10月)。
こんな人におすすめ
- 特にドラッグストアへの転職を考えている人(そのほかの業種の人も問題なし)
- 比較的多い選択肢から転職先を選びたいという人(一人あたりの求人紹介数は平均で23件、2016年6月~11月実績)
- 「OTC薬を勉強したい」「病院で患者さんと深く関わりたい」など、スキルアップを伴った転職を考えている人
【サイトはこちら】マイナビ薬剤師
薬剤師転職ドットコム
上場している薬局のグループ企業が運営しており、医療機関や薬局に太いパイプを持っています。
雇用形態は正社員、バイト・パート、派遣から検索可能。
カウンセリングから条件交渉まで堅実なサービス体制が整っています。
職場の風土や考え方・雰囲気にも重きを置いて求人先を提案しているといわれています。
また、福利厚生に関する情報も把握しており、家庭やプライベートも含めた働き方が期待できます。
こんな人におすすめ
- 薬剤師の仕事をよく分かっている人に相談したい人
- 他の転職サイトで希望通りの求人を紹介してもらえず不満を感じた人
- 職場復帰をしたい人や育児と両立したい人
【サイトはこちら】薬剤師転職ドットコム
お仕事ラボ
雇用形態は正社員、パート、派遣から検索可能。
アイセイ薬局が出資の子会社が運営するサービスです。
希望する薬局がある場合は逆指名が可能で、条件交渉を代行してくれます。
転職先に求める条件や要望がはっきりと固まっていなくても、専任コンサルタントが細かくヒアリングをし、個々のライフスタイルに合わせた働き方を提案しています。
コンサルタントとの面談は、東京丸の内本社で行います(遠隔地は電話・メールにて)。
こんな人におすすめ
- 拠点まで足を運ぶ時間はないが、担当コンサルタントとキャリア面談を行ないたい
- 正社員はもちろん、派遣で働こうと考えている人にもおすすめ(派遣は、残業なしや勤務時間・休日を選択したい人、仕事以外の生活を必要としている人に向いています)
【サイトはこちら】お仕事ラボ
なるべく早く転職先を見つけたい人向け薬剤師転職サイト
リクナビ薬剤師
雇用形態は正社員、バイト・パートから検索可能。
リクルートグループが運営する薬剤師専門の転職サービス。幅広く人材を扱っている会社だからこその「サービスの安定感」と「経験値の高さ」があります。
ドラッグストアや薬局、製薬会社や病院において豊富な求人があります。
非公開求人には独自の求人案件も多いといわれています。
こんな人におすすめ
- 非常に迅速な対応が魅力で、最短3日で転職を実現可能。スピーディな転職を考えている人
- キャリアアップ、家庭との両立、年収アップ、復職など、前向きな理由で転職を考えている人
【サイトはこちら】リクナビ薬剤師
転職で失敗しないために転職サイト利用時に注意したい点
次に、転職を後悔しないために、あらかじめ転職サイトを利用するうえでの注意点をいくつか紹介していきます。
転職先に対して求めている点、「譲れない点」をあらかじめまとめておくこと
転職をする多くの人の場合、今の職場への不満が改善される職場を求めています。それらについては「残業はもっと減らしたい」「年収はもう少し上げたい」などの具体的な要望として自然と頭の中に浮かんでくるものです。
しかし、転職前の職場では当たり前だったことが、転職後の職場で当たり前でない可能性についても気にしておかなければいけません。
たとえば、「年収は上がったけれど職場の雰囲気は最悪。前のところは和気あいあいとしていたからどこもそういう職場だと思っていたけれど、毎日胃がキリキリする」ということは珍しい話ではありません。
必ずしも転職前にすべての情報を知ることができるわけではありませんが、できるだけ譲れない条件はリストアップしておくことをおすすめします。
特に忘れがちなのが、先ほども挙げたような「今の職場では当たり前だけど、ほかの職場では当たり前とは限らない」点です。
「前の職場では有給休暇は取りやすかったけれど、この職場も大丈夫?」など、今まで当たり前だった「自分にとっての譲れない点」も今一度リストアップしておきたいところです。
担当者との相性が悪い、担当者に要望と異なる求人案件を紹介されるなどの場合は、丸め込まれないようにすること
通常の転職エージェント同様、薬剤師に特化した転職サイトにおいても転職アドバイザーの当たり外れは存在します。これは、どのサービスにもあり得ることですので、見分けられるようにしておくことが大切です。
なお、そこまで不安になる必要はなく、実際会ってみて自分自身の目線に立って転職相談を受けてくれているかを体感すれば問題ありません。
理由なく求めている求人とは異なるものばかり紹介されたり、これからのキャリアプランを考慮に入れずに求人の提案をしてきたりしてきた場合、ほかの担当者への変更を転職サイト側に申し入れるか、メインで利用する転職サイトを切り替えるなどの対策が必要です。
その場合、回り道のように感じてしまうかもしれませんが、複数の転職サイト、複数の担当者とやり取りをすることで、より自分に合った転職アドバイザーを客観的に見つめ直すことができるため、必ずしも無駄にはなっていないと考えてみてください。
おおよその退職の流れも頭に入れておく
退職時には手続きや引継ぎなどいろいろとやることがあり、特に転職活動と同時に進める場合、頭が混乱してしまうかもしれません。
しかし、下のような大まかな退職の流れを頭に入れておけば、おおよその全体像が分かることで、細かなタスクも大枠に落とし込めるようになります。
このように全体的なスケジュール感を持ちつつ、小さなタスクを一つ一つ片づけていくと、比較的落ち着きながら転職を進めることができます。
- 関連ページ:薬剤師の退職と転職時期・タイミングについて
- 関連ページ:薬剤師の転職期間について
薬剤師が専門の転職サイトを利用すべき理由
まず、薬剤師に特化している転職サイトはどのような点で通常の転職サイトよりも利用しやすいかという点を解説していきます。
薬剤師向けの転職サイトは業種別でも探しやすい
薬剤師特化型の転職サイトは、「調剤薬局」「病院」「企業」「ドラッグストア」といった業種別の絞り込み検索が、とてもシンプルに指定することができます。
一般的な転職サイトや転職エージェントの場合、サイト上の検索条件の業種はありとあらゆる業種が羅列されています。
そのため、「調剤薬局で薬剤師として働きたい」という場合、職種で「薬剤師」を探してさらに業種「調剤薬局」を選択することになります。
職種・業種とも数が多く探すのが大変ですが、仮に探したとしても出てくる求人は数件程度ということもあります。
大手転職エージェントの求人検索で探してみると、DODAであってもマッチする求人は指で数えられるほど、しかも調剤薬局とドラッグストアがひとまとまりのカテゴリーに集約されています。リクルートエージェントの場合は、該当する職種すら存在しませんでした。
大手ですらこのような状態ですので、やはり薬剤師の求人案件は薬剤師専門の転職サイトが向いているのです。
このような状態では、たとえぴったりの求人がその数件の中にあったとしても、担当となる転職アドバイザーが薬剤師のことを詳しく知っていることは難しく、専門的な相談は難しいことは容易に推測できます。
専門知識を持ったスタッフが揃っている
一方で、薬剤師向けの転職サイトの転職アドバイザー(担当コンサルタント)は、特化型サービスであるがゆえに、薬剤師の活躍する業界や仕事内容について詳しく理解しています。
薬剤師の転職サイトは、基本的に転職エージェントのような性質を持っているものが多く、たとえば以下のようなサービスが完全無料で受けられます。
- 転職アドバイザーによるカウンセリング(転職相談)
- 遠方の場合は電話・メールでも可能
- 求人案件の紹介
- 年収などの条件交渉
- 面接対策
カウンセリングではどのようなことを行なうのか
薬剤師の転職サイトの場合、無料登録を行なうとサイト側から連絡が来ます。
転職を決意している人はもちろんのこと、転職しようか悩んでいる人も、無料でキャリアカウンセリング(「個別面談」「転職相談」ともいいます)を受けることができます。
企業面接とは異なりますので、転職に関する不安やどういうところで働きたいかなど、転職にあたって気になっていること、気がかりなことなどを一通り話すことができます。
また、薬剤師業界のことを熟知している担当者だからこそ、身近な人にはなかなか伝わらない専門的な内容も話せます。
もし転職サイトの拠点が近くにないという場合であっても、電話やメールでの相談ができるほか、転職サイトによっては出張面談にも対応しています。
求人案件の紹介してもらうときのポイント
転職サイトは、転職者側の要望と企業側の要望の両方を聞き、どちらのニーズも満たしていそうだと感じた求人を、転職者に紹介する流れになります。
ここでのポイントは、どのような仕事に就きたいかという内容に加え、「職場の雰囲気や人間関係」「忙しさや残業の多さ」などを確認することです。
すべてを把握できているわけではありませんが、担当者が知っている内容はなるべく詳しく聞くようにしてください。
具体的に聞くことで、転職後に「ああ、こういうところはちゃんとしていると思っていたのに…」といった不満が出にくくなるのです。また、転職後のイメージも付きやすくなり、より働くことへのモチベーションも高められるはずです。
年収などの条件交渉も可能
薬剤師向けの多くの求人サイトが「条件交渉が可能」と記しています。
転職者としては直接企業には話しにくいものですが、こういったサービスを介すことで抵抗なく交渉ができるようになります。
特に即戦力になることが期待できる場合や経験が豊富な場合は、より良い条件で就業できる可能性も高まります。
面接対策・面接アドバイスはこのような特化サイトが強い
薬剤師の転職に集中して転職支援を行ない、ノウハウも蓄積しているため、面接対策や面接アドバイスなどはどのサイトもかなり実践的なものになっています。
「どのようなことを聞かれやすいか」「どう答えたら印象がいいか」などは自分でも洗い出しを行ない、「こう答えようと思っているが問題ないか」といったことを面接の前に確認しておくことが大事です。
これらのサポートがすべて無料で受けられる理由
「ここまでサポートしてくれて費用がかからないのは少し怖い」
そう感じている人もいるかもしれませんので、なぜこのような転職サイトが無料で利用できるかについても軽く説明をしておきます。
薬剤師の転職サイトは、転職が決定した段階で採用した企業などから転職サイトへ報酬が支払われる仕組みになっています。
そのため、転職者側はいっさいの費用を支払わずに利用ができるというわけです。
転職サイトのこのようなビジネスモデルを知ると、少なからず「無理やり転職させられるんじゃないか」と不安になるかもしれません。
しかし、そのような転職は早期退職にもつながるため、なるべく双方が満足するかたちで転職してもらおうというのが基本的なスタンスになっています。
利用するうえでの注意点は、きちんと転職者目線に立って転職サポート、おもに求人紹介をしてくれているかという点です。
- 要望をくみ取り、それに沿った転職先を提案してくれているか
- 今後のキャリアプランも含めて相談に乗ってくれているか
という点に着目することで、その担当者の良し悪しが見えてくるのです。
もしあまり自分と合わないと感じたり、要望とそぐわない提案ばかりされたり、あるいは無理やり興味のない求人を勧められたりした場合は、流されずに担当者を変えてもらうように申し出るか、他の転職サイトをメインに切り替えることがおすすめです。
なお、転職サイトは複数利用することで、転職アドバイザーをより客観的な視点で評価することができるようになります。
もちろん最終的なゴールは自分にぴったりの転職先を探すことですので、あくまでツールという位置づけで認識しておきたいところです。
転職サイト選びの注意点
もし、ここで紹介している転職サイト以外の薬剤師向け転職サービスを考えている場合は、以下の点にも注意を向けておくといいかもしれません。
ランキングは信じても良い?
時々、インターネット上で「薬剤師向け転職サイトのランキング」を目にすることがあるかと思います。このとき、「とりあえず『おすすめ1位』のサイトに登録しておこう」と考えがちですが、これは少し注意が必要です。
安易に登録する前に、「どんな基準でランク付けがされているんだろう?」と考えてみてください。
具体的に言うと、「このランキングはサイト運営者が報酬を得やすい転職サイトのランキングではないか?」と疑ってみることです。
それを見抜くのは決して難しくなく、「どんな基準で」ランキングが決定されているのかを確認すればいいのです。ここで何もそれについての記載がなかったり「主観で」などと書かれているときは、あまりランキングを鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。また、「人気ランキング」という場合であっても何を基準に「人気」と記載しているのか、基準が書かれているかに目を向けてみてください。
そもそも、誰にとってもおすすめな転職サイトというのは非常にまれで、「時間をかけて転職相談をしたい」という人と「スピーディーな転職活動をしたい」という人では、おすすめの転職サイトは異なってきます。
そのため、転職サイトランキングを参考にする場合は、そのランキングがどのような尺度で順位付けを行なっているのか、さらには、その尺度は自分の求めている指標として適切かを、まずは確認してみることをおすすめします。
お祝い金をもらえるサイトがあるけれど、そのサイトのほうが良い?
薬剤師の転職サイトには、お祝い金を設けているサイトも存在します。例えば、「このサイトを利用して転職すると〇万円お祝い金」というものです。そのほかにも、「会員登録で〇万円」「友達登録で〇万円」というものもあります。
これらは、転職活動で収入が減る際には多少の生活の足しにもなり、人によっては大変ありがたいものとなります。一方で、転職サイトは転職先企業から報酬を得ていることも頭に入れておきたいです。「そのお祝い金のお金はどこから生まれているんだろう?」と考えたとき、必ずしもお祝い金がもらえるか否かで転職サイトを選ぶことが適切とは限らないと言えるのです。
そもそも、より年収を重視した転職活動をした場合、お祝い金は長期的にみれば大きなメリットではなく、あくまでも短期目線での「少しまとまったお金」となります。
お祝い金をくれる転職サイトが良い・悪いではなく、あくまで転職活動では今後の長い将来に重きを置くことにし、目先の金額だけで転職サイトを選ばないほうがいいかもしれません。
もちろん、転職したい職場がお祝い金のもらえる転職サイトで紹介した場合は「ラッキー」と言えますが、ほかの転職サイトで同じ求人がないか、あったとしたら記載されている年収が同じかなども念のため確認してみてください。
そのほか、困ったときの対応
そのほか、転職サイト利用時によくある困ったときの対応についても触れておきます。
担当者のレスポンスが遅い場合
繁忙期だったり担当者が多忙であったりすると、問い合わせた内容になかなかレスポンスが返ってこないことがあります。
メールで問い合わせた場合は電話をかけてみたり、あまりに遅くて不信感が募った場合は他の転職サイトを利用してみたりなど、次のアクションを起こしてみることが大切です。
もし退職してから転職活動をしている場合は、あまりゆっくりしていられないということもありますので、時間は有効に使いたいところです。
転職サイトの併用は可能か
転職が初めての人は、同時に複数の転職サイトを利用していいのか不安を抱くかもしれません。
結論から言うと、基本的に転職活動は2つ以上を同時に利用しても問題ありません。
隠す必要もありませんので、もし転職アドバイザーにほかのサイトも利用しているか尋ねられた場合、正直に答えましょう。
ハローワークを利用しても大丈夫?
求人を探す方法の一つとして、「ハローワーク」の利用も挙げられます。そしてハローワークの求人の中にも、薬剤師の募集がたくさん掲載されています。
ハローワークが一般的な転職サイトとは異なる点として、募集にあたって費用が掛からないことが挙げられます。
そのため求人は玉石混交で、あまり採用に力を入れていないが人は欲しいというところも存在するのです。
ハローワークからの求人情報も参考にはなりますが、転職サイト以上に転職先の見極めをしっかりしておく必要があります。ネット上の口コミも調べておきたいところです。
以上が薬剤師のおすすめ転職サイトの説明になります。
また、薬剤師以外の転職サイトについては、以下のコンテンツを参考にしてください。
- おすすめの転職サイト(一般的な転職サイトや転職エージェントについて、詳細にまとめました。)
- 転職サイト比較・一覧(各種転職サイトの違い・特長が一目でわかるよう一覧で表示します。)