商標登録とは？
自分たちのロゴを自分たちだけが使えるように、国の機関である特許庁に登録することです。
特許庁によって審査がありますが、審査に合格すると、はれて「商標登録」されます。
商標登録された商標を、「登録商標」といいます。
登録商標というと、有名なところでは、アップル社のりんごのマークや、正露丸のラッパのマークなどがありますね。
商標登録すると何がいいの？
そのロゴを、日本の中で自分たちだけが使える権利（独占権）をもらえます。
そうすると、他のバンドや業者などが、そのロゴを使うことができなくなりますので、自分たちのブランドを守ることができます。
もしも他のバンドや業者がそのロゴを使った場合、警告を送ったり、あるいは悪質な場合は警察に相談するなどして、相手の行為をやめさせることができます。
商標登録するためには？
「商標登録出願」という手続きを特許庁にします。具体的には、「商標登録願」という書類を提出します。
書類の作成は自分で行うことも可能ですが、特許事務所に依頼するのがベターです。
特許事務所には弁理士という専門家がいて、特許庁との審査のやりとりを代行してくれたり、特許庁が「これはダメ」といってきた場合に反論して登録になるようにしてくれたりします。
特許事務所を探すにはこちらのサイトが便利です。
- 特許事務所紹介 – 知財ポータルサイト『IP Force』
- 特許事務所検索サイト – 特許事務所JP
- 弁理士ナビ – 日本弁理士会
商標で気をつけることは？
商標は先に出願した人が勝ちです。たとえば、あなたのバンドがロゴを使っていて、人気になったとします。
それをマネして他の業者がそのロゴを商標登録してしまったとします。
そうすると、あなたのバンドはそのロゴを使えなくなってしまいます。
たとえあなたが先に使っていたとしてもダメなのです。このように商標はきちんと登録しておかないと、
取り返しが付かなくなります。
そうならないように、バンドの活動が本格化した段階で、商標登録を検討しましょう。
商標のトラブルは企業でも起きています。（商標のニュース）
ロゴやマークをつかって何か活動をする際には気をつける必要があります。
参考に。商標法
商標は「商標法」という法律によってルール付けされています。
興味がある人は法律に目を通してみるのもよいでしょう。
- 商標法 – 知財ポータルサイト『IP Force』