「おすすめの転職サイトって結局どこ? それって本当に自分に合ってるの?」そういった疑問に答えるため、診断フローチャートを作りました。近年における「転職サイトの利用率増加(※1)」や「転職エージェントの市場規模拡大(※2)」の傾向も反映した診断チャートとなっています。
※1 参照元:厚生労働省『第1回 「労働市場における雇用仲介の在り方に関する研究会」資料』内(資料4)労働市場における雇用仲介の現状について「民間職業紹介事業の市場拡大」箇所
※2 同資料「求職活動におけるインターネットの利用状況」箇所
〝あなたにとっての〟転職サイトの選び方【おすすめ診断】
Q1前職は正社員でしたか?または現在、正社員として働いていますか? |
Yes | No | ||||||||||
現在、既卒・フリーター・ニートの20代~30代で、正社員を目指したい人はこちらがおすすめ正社員経験がない(または短い)人向けのサービス「ハタラクティブ」は、フリーター・既卒向けエージェントとしては認知度が最も高いサービスです。 面談でこれまでの経験や希望を伝え、一人ひとりに合わせた面接対策や面接後のフォローも行なう流れとなります。未経験からの正社員就職をメインに求人を扱っているので、高卒・専門卒・大卒・院卒で現在はフリーターなどをしている20代の人におすすめです(サイト登録後、「0120-979…」で始まる番号から連絡が来ます)。
| |||||||||||
Q2今すぐ転職活動をしようと考えていますか? |
Yes | No | |||||||||||||||||||||||
ひとまず受け身型での転職活動がおすすめです自分に合いそうな求人を受け取る・触れておくという「受け身の転職活動」をしていくのはいかがでしょうか。方法を紹介します。 求人検索の条件を保存→メールで受け取る
これを利用することで、サイトにアクセスしないでも自分に合いそうな会社を見逃さないようにすることができます。 自分に興味を持っている企業からオファーをもらうスカウト機能を活用
自分の市場価値を知っておく自己分析ツール・適職診断ツールを活用転職先の方向性や面接の自己PRのネタ作りのために各転職サイトで無料活用できる自己分析ツールを利用してもいいかもしれません。
| ||||||||||||||||||||||||
Q3次のような転職サポート(無料)を受けたいですか?
|
Yes | No | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
転職エージェントがおすすめです転職サポートのある転職エージェントの利用をおすすめします。 キャリアアドバイザーには個々の能力や相性に違いがありますので、できれば複数社利用したいところです。 「たくさん使ったほうが自分に合った会社に巡り合える」とも言われていますが、手が回らなくなる恐れもあるので、最初は2社程度(例:大手1社+特化型1社)登録し、その後スケジュールとの兼ね合いを見つつ、徐々に利用するサービスを増やしていくのがいいかもしれません(既に退職していて時間が取れる場合は、最初から3、4社登録しても問題ありません)。 おすすめは求人数が多く、幅広い職種・業種の人が利用している転職エージェント(男女問わず)
女性でキャリアアップを目指すのにおすすめ
将来を見据えている20代や30代前半の人におすすめ
「第二新卒」や未経験の職種や業種に挑戦したい若手におすすめ
ITエンジニア・SEの転職はこちらがおすすめ
ハイクラス・エグゼクティブ層・管理職・専門職で転職をする人におすすめ
40代・50代の管理職の人、外資系企業への転職したい人、英語・外国語を活かせる職場を探している人へのおすすめ
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
それに | 加えて |
Q4「前職の年収が500万円以上」または「ITエンジニア」で、さらに企業や提携エージェントからのヘッドハンティングに興味がありますか? |
Yes | No | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハイクラス層向けスカウト型転職サイトがおすすめです
ITエンジニアなら現在の年収問わずこちらもおすすめです経験年数1年以上のIT/Webエンジニアの人にはこちらがおすすめです。現在の年収も非公開にして転職も可能です。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
直接応募型の転職サイトがおすすめです直接応募型で求人数が最大規模なのが「 他の転職サイトに掲載されていない独自求人も多く、「離職率5%以下」などの利用価値の高いこだわり条件での検索も可能です。操作も分かりやすく、まず利用するのにおすすめです。
※ IT・Web系ならこちら
20代ならこちらも
|
【人気】おすすめ転職サイトまとめ
- 安定した転職サポートで選ぶなら:リクルートエージェント(面接対策満足度95%)
- 公開求人数の多さで選ぶなら、ビズリーチ(ハイクラス層・エグゼクティブ層向け)
- 自己分析ツールで選ぶなら、リクナビNEXT(グッドポイント診断)
- 海外拠点の多さで選ぶなら、JACリクルートメント(海外拠点も多い)
- いろんな転職方法を利用したいなら、doda(エージェント・直接応募・スカウト)
※本サイトにて取り上げている転職サイトを対象としています。詳しい解説は後述
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
| 転職者全般 | 145,900 | 20代~30代 40代 ハイキャリア20代~40代 コンサル職も豊富 拠点:東京、札幌、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、立川、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡※RA1 リクルートエージェントサイト内の求人情報から募集終了求人を引いた数 | ![]() |
パソナキャリア (前職年収500万以上がメイン) | 転職者全般 | 36,300 年収UP率 61.7%(※PC2) | 20代 30代~40代 ハイキャリア20代~40代 素早い対応 管理職 (課長~) 専門職も豊富 経理・財務・法務・人事 理系女子歓迎 拠点:東京、大阪、名古屋、静岡、札幌、仙台、茨城、富山、岡山、広島、福岡 | ![]() |
| 役員・幹部 マネジメント職 専門職 | 特化求人13,700 | 20代~40代 ハイキャリア30代~50代 管理職 専門職 外資企業求人 海外勤務 拠点:東京、仙台、さいたま、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡※JR1 参照元:JAC Recruitment公式サイト内JACの強み | ![]() |
| 転職者全般 | 181,800 | 20代前半 20代後半~40代 ハイキャリア20代~40代 スカウトメール 直接応募も 企画・管理職も豊富 中心となる採用エリア:関東、関西、東海 拠点:東京、札幌、仙台、横浜、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡 | ![]() |
直接応募系 | 公開 求人数 | サービス・機能 (無料) | 得意分野・特徴 | 比較 詳細 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
こだ わり 条件 検索 | 自己 分析 診断 ツール | 検討 リスト | 検索 条件 保存 | ||||
| 101,600 (※RN1) | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 20代~40代 限定求人豊富 スカウトメール※RN1 参照:リクナビNEXTトップページに記載のある数 | ![]() |
スカウト | スカウト求人の豊富さ | サービス・機能 (無料) | 特長 | 比較 詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
企業から スカウト | ヘッドハンター等 からスカウト | 個別送信 オファーも | バレ防止 | |||
ビズリーチ | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ハイキャリア20代~40代 面接確約オファーもあり 企業ブロック機能 ヘッドハンターの評価が分かる ヘッドハンター気になるリスト機能 1/3以上が年収1000万以上の求人(※BRs1)※BRs1 参照元:ビズリーチのトップページ (2023/2時点) | ![]() |
ここからは、転職者目線で自分に合った転職サイト・転職エージェントを見つけられるよう、目的・方法別に文章でまとめています。
内容は上の比較表やYes/Noチャートとかぶるところがありますので、「より理解を深めたい」「各転職サイトについてもう少し詳しく知りたい」という人はぜひ参考にしてください。
どれも無料で利用できるサービスです。気になるサービスをいくつか登録して充分に活用し、後悔のない転職活動に役立ててもらえると幸いです。
転職相談や面接サポートが欲しい人は転職エージェントのほうがおすすめ
一人で転職活動をすることに不安を抱いていたり、自分の強みがどこか分からないという場合は、転職相談やサポートをしてくれる「転職エージェント」がおすすめです。
転職エージェントを利用する主なメリットとして、以下のものが挙げられます。
- キャリアアドバイザーが客観的な視点で市場価値を判断してくれるため、的外れな企業にエントリーしてしまうといった回り道を回避できる
- 自分では気づかなかった潜在的な強みをアピールポイントにした転職が可能になる
- 面接対策や職務経歴書・履歴書の添削を行ってくれる
- 希望があれば、年収交渉・条件交渉を企業に対して仲介してくれる
- 企業との面接日程の調整も行ってくれる
- おおやけに募集していない非公開求人が豊富にあるため、通常の転職サイトよりも求人数がかなり多い
- 現在の会社を辞めたくても引き止られて困っている場合にも、退職の仕方の助言をもらえる
デメリットはというと、やはりキャリアアドバイザーとの面談が必要であり、通常の転職サイトよりも気軽ではないという点です。
しかし、脈ナシ企業に対して無鉄砲に面接を受け続けるといったことは少なくなるので、人によってはかなりの近道になることもあります。
また、エージェントとの面談日程は平日の夜や土日などでも可能なので、あまり敷居を高く考える必要はありません。
大手エージェントの強み
ではどの転職エージェントにすればいいかということになりますが、基本的には大手二社(dodaと
リクルートエージェント)がおすすめです。
理由としては、
- 専門分野にも強いキャリアコンサルタントが豊富に所属している
- 大手ほど非公開求人の数が豊富な傾向である
- コンサルタント経験も多くなるため相談に対する応対の適格性が比較的高い
- 第二新卒向け求人からエグゼクティブ求人まで広く取り扱っている
などが挙げられます。
大手3社それぞれの強み・特長について簡単に紹介しておきます。
リクルートエージェント
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
| 転職者全般 | 145,900 | 20代~30代 40代 ハイキャリア20代~40代 コンサル職も豊富 拠点:東京、札幌、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、立川、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡※RA1 リクルートエージェントサイト内の求人情報から募集終了求人を引いた数 | ![]() |
公式サイトより
- リクルートエージェントは幅広い職種・年代に対応した大手転職エージェントで、業界最大級の取引社数(2.8万社/2019年度実績)と転職実績(年間5万人以上/2019年度実績)が魅力(※1)。一般層からハイキャリア層まで広く対応
- 自分だけではなかなか切り出しにくい年収交渉についても可能。少し古いデータになるが、リクルートエージェントを通じた転職した人のうち60%以上が年収アップ(2011年度実績)(※2)
- 幅広い業態・職種に詳しいキャリアアドバイザーが在籍し、今後のキャリアプランを含めた相談が面談の際に可能
- 「面接力向上セミナー」は面接官の視点でポイントを伝授しており、参加者の満足度は99%と非常に高い(2015年実績)(※3)
- 全国に拠点(本社(東京都千代田区)、札幌、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、立川、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡/2022年6月現在)
※1 参照元:採用成功ナビ「リクルートエージェントの特長」
※2 参照元:転職実績データ
※3 参照元:面談後の独自サービス
パソナキャリア
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
パソナキャリア (前職年収500万以上がメイン) | 転職者全般 | 36,300 年収UP率 61.7%(※PC2) | 20代 30代~40代 ハイキャリア20代~40代 素早い対応 管理職 (課長~) 専門職も豊富 経理・財務・法務・人事 理系女子歓迎 拠点:東京、大阪、名古屋、静岡、札幌、仙台、茨城、富山、岡山、広島、福岡 | ![]() |
公式サイトより
- パソナキャリアはかなり求人数が多い転職エージェント(取引実績企業は28,000社以上(※1))で求人案件は業種・職種ともに幅広い。年収500万円以上のハイキャリアや次世代リーダー、理系女子や管理部門のスペシャリスト(経理、財務、法務、人事など)におすすめ
- 年収アップ率は67.1%(※2)と高く、キャリアアップを考えている人にも
- 女性の就労支援への実績あり
- 全国に拠点(東京千代田区(本社)、大阪、名古屋、静岡、広島、福岡が中心/2022年6月現在)
※1・※2 参照元:エージェントサービス
doda
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
| 転職者全般 | 181,800 | 20代前半 20代後半~40代 ハイキャリア20代~40代 スカウトメール 直接応募も 企画・管理職も豊富 中心となる採用エリア:関東、関西、東海 拠点:東京、札幌、仙台、横浜、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡 | ![]() |
公式サイトより
- dodaは業界最大級の求人数で、若手からベテランまで幅広い年代で利用されている
- 専任のキャリアアドバイザーに加え、各企業の人事と精通した採用プロジェクト担当がサポート
- 特に20代後半~30歳前後に力を入れている(35歳未満の利用者が全体の77%(※1))
- 転職エージェントとしてだけでなく、通常の転職サイトとしても利用可能(求人の検索条件が豊富なのも魅力)。こだわり検索や検討リスト機能あり
- 経歴を登録することで、高機能なスカウトサービスも活用できる
- オンラインの転職セミナーも頻繁に開催されている
- 全国に拠点(東京千代田区(本社)、札幌、仙台、横浜、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡/2022年6月現在)
※1 2021年7月~12月末の実績、キャリアカウンセリングサービス利用者が対象、「中途採用をお考えの法人様へ(人材紹介)」より
得意ジャンルのあるエージェント
また、大手二社以外にも特定のジャンルにおいて信頼の強いエージェントが存在します。それについても紹介します。
ベテラン層や外資企業・海外勤務のある企業に定評のある「JACリクルートメント」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
| 役員・幹部 マネジメント職 専門職 | 特化求人13,700 | 20代~40代 ハイキャリア30代~50代 管理職 専門職 外資企業求人 海外勤務 拠点:東京、仙台、さいたま、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡※JR1 参照元:JAC Recruitment公式サイト内JACの強み | ![]() |
公式サイトより
- JACリクルートメントは管理職・専門職に特化した転職エージェント
- ベテラン層や30代以降のハイキャリア層の求人案件が比較的多く、1988年から43万人の支援実績がある(※1)
- 成長や競争を促す社内制度があり、コンサルティングの質が比較的高い。コンサルタントも約1,200名おり(※2)、質の高い面談が期待できる
- 海外11カ所(シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港特別行政区、韓国、インド、ベトナム、イギリス、ドイツ)にも拠点があり、外資企業や日系グローバル企業への転職サポートにも強い。外国語能力を活かしたい人にもおすすめ
- 国内の拠点:東京千代田区(本社)、さいたま、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡(2022年6月現在)
※1・※2 JAC Recruitmentホームページより
管理職や士業・士業スタッフの転職なら特化型エージェント「MS-Japan」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
MS-Japan | 管理職 士業 | 特化求人8,600 | ハイキャリア20代~40代 管理職 弁護士 税理士 弁理士 USCPA 社労士 士業スタッフ 上場企業求人7割超(※MJ2) 拠点:東京、横浜、名古屋、大阪※MJ1・※MJ2 参照元:いずれもMS-Japanトップページ内「ご案内する求人案件」 | ![]() |
公式サイトより
- MS-Japanは管理部門や士業に特化した転職エージェントで、経理・財務・人事・総務・法務・公認会計士・弁護士・税理士などの転職をサポートしている
- 1990年代から転職サポートを行なっており、累計で2.6万人以上(弁護士・公認会計士・税理士・USCPAなどの有資格者600人以上)の実績あり(※1)
- 特化型エージェントだからこその専門性の高いキャリアアドバイザーが多数在籍
- 関東・関西・東海を中心に、大手上場企業や外資企業、ベンチャー企業の求人案件が豊富。また、会計事務所や監査法人、法律事務所や金融機関などの求人案件も保有
- 拠点は東京千代田区(本社)、大阪、名古屋、横浜(2022年6月時点)
※1 参照元:公式サイトのサービス紹介コンテンツ内「管理部門・士業におすすめしたい転職エージェント」ページ
一都三県の若手営業職、企画・管理職に強い「type転職エージェント」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
type転職エージェント | やや若手向け・首都圏 | 10,500 年収UP率 [営業]52% [ITエンジニア]70% [企画・管理]57%(2018/10-2019-9実績)(※TA1) | 20代~30代前半 30代後半~40代 拠点:東京※TA1 type転職エージェント内ブログ『転職したら年収は上がる?』より | ![]() |
公式サイトより
- type転職エージェントは株式会社キャリアデザインセンターが運営しており、首都圏を中心に若手で営業職、企画職の求人案件を広く取り扱っている。そのほか、IT/Web系エンジニアの求人も多い
- キャリアアドバイザーについても、IT/Web業界や営業、事務・管理部門や営業、販売・サービス分野において多く在籍している
- 拠点は東京都港区(2022年6月時点)
IT・Web系のエンジニアにおすすめの大手転職エージェントは「リクルートエージェント」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
| ITエンジニア | ITエンジニア・SE | IT人材20代~40代 拠点:東京、札幌、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、立川、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡※RAi1 リクルートエージェント(IT)サイト内求人情報から募集終了求人を引いた数 | ![]() |
公式サイトより
- ITエンジニアやWeb系求人の数は転職エージェントのなかでもトップクラス
- IT業界・IT職種の知識をしっかりと身につけているキャリアアドバイザーが豊富に揃っており、待遇に関する話も相談しやすい
- 利用者にはPersonal Desktop(PDT)と呼ばれる専用ページが与えられ、転職の進捗状況を確認できたり、職務経歴書の作成補助ツールを利用できる
- 拠点は全国都市部に点在しており、全国都市部でサポートが受けやすい
IT・Web系のエンジニアやクリエイターの経験者が利用しやすい特化型転職エージェント「レバテックキャリア」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
レバテックキャリア![]() | IT・Web系 エンジニア | IT・Web系エンジニア 8,900 | 20代前半 20代後半~40代前半 40代後半 PL・PM求人も豊富 リモートワーク求人も豊富 拠点:東京、大阪、名古屋、福岡 | ![]() |
公式サイトより
- レバテックキャリアはIT・Web系のエンジニアやクリエイター向けの転職エージェントで、それらの経験者が多く利用している
- サイト上に公開されている求人においても、職種やスキルなどを専門的かつ細かな条件を指定して検索ができる
- 特化型エージェントであるため、キャリアアドバイザーも業界の動向や専門用語などを熟知しており、質の高い面談が期待できる
- 企業訪問によってリアルな情報を集めており、会社ごとに最適化された模擬面接や応募書類添削などもサポートしている
- フリーランス向けの別サービスも行なっているため、将来フリーで働きたいという人にも向いている
第二新卒や既卒向けで正社員就職を支援する「いい就職ドットコム」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
いい就職ドットコム![]() | 第二新卒向け 新卒向け 大学中退 留学帰国者 | 第二新卒向け5,700 | 20代 正社員求人 退職トラブル相談窓口あり 拠点:東京、大阪、名古屋 | ![]() |
公式サイトより
- いい就職ドットコムは、2001年のサービス開始以来、登録者は20万人(※1)にもなる日本最大級の正社員就職支援サイト
- 「専門知識を身につけたい」などの20代にとって重要な要素での求人検索も可能
- 就職・転職のサポート・非公開求人の紹介などを行なう「個別企業紹介」のほか、「20代のキャリア適性診断」「早期離職の転職相談」「20代の転職成功ガイダンス」など、さまざまな相談会やイベント・セミナーを開催
- 「面接で『前の会社はなぜすぐに辞めたのか』と聞かれたらどうしよう」などといった不安を持っている人も、「素の自分」で就職・転職活動ができるようなサポート体制が整っている
- 退職トラブル無料相談窓口あり。退職届が受理されないなどのトラブルや悩みについて、顧問弁護士・社会労務士などの専門家によるサポートが一切の費用無しに受けられる(いわゆる「退職代行サービス」ではない)
- 拠点は、東京・大阪・名古屋の3か所(2022年1月時点)
※1 参照元:いい就職ドットコム
【関連ページ】就活生向けのおすすめサイト、就活エージェントなどはこちら
若手の転職に強い「マイナビエージェント」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
| やや若手向け | 多め | 20代~30代前半 30代後半~40代 拠点:東京、横浜、札幌、仙台、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡※MA1 マイナビエージェントに最新数値 | ![]() |
公式サイトより
- マイナビエージェントは大手転職エージェントの一つで、主に関東圏・関西圏の20代・30代のビジネスパーソンが利用
- 企業の人事・採用担当とのパイプの太さは魅力
- 拠点:東京中央区2カ所、大阪、名古屋、札幌、仙台、横浜、京都、神戸、福岡(2022年6月時点)
また、マイナビエージェントはSEなどのITエンジニアの案件にも力を入れています。
マイナビグループは20代や第二新卒に特化したサービス「マイナビジョブ20’s」も展開しています。20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーによりキャリアカウンセリングが行なわれており、未経験OK求人の多さ(70%以上(※1))と転職後の定着率の高さ(90%以上(※2))が魅力です。拠点は東京、大阪、名古屋、横浜、神戸(2022年6月時点)
※1 参照元:マイナビジョブ20’sメインビジュアル
※2 参照元:同ページ。2020/10/1から2021/9/30に入社した人の3か月の定着率
Iターン・Uターン歓迎の求人が多い「ランスタッド」
エージェント系 | 主な利用者層 | 公開求人数 (各サイト求人検索より) (募集終了除く) | 得意分野・利用者特性・拠点 (更新年月) | 比較 詳細 |
---|---|---|---|---|
| 転職者全般 | 5,700 | 20代~30代 40代 Iターン・Uターン 注力エリア:東京、大阪、愛知、宮城、栃木、埼玉、千葉、神奈川、静岡、三重、岐阜、京都、奈良、兵庫、滋賀 | ![]() |
公式サイトより
- ランスタッドは日本国内に数多くの拠点を持っているため、全国規模での対応が可能
- そのため、IターンやUターンを歓迎する求人案件も比較的多い
- 1960年にオランダで創業し、世界で4,000以上もの拠点(※1)を持っているため、豊富なノウハウを持っていると言われている
※1 参照元:ランスタッドについて内「ランスタッドの歴史」
転職エージェントを利用するうえでの注意点
転職エージェントのキャリアアドバイザーも人間です。そのため、能力や相性の良し悪しがどうしても出てきます(人によってエージェントの評価が割れる大きな理由の一つはそのためです)。
もし、「自分と合わないな」「なんか求めているのと違うな」と感じたら担当者の変更を申し出るか、別の転職エージェントを利用してみることをおすすめします。
「そんなに転職エージェントって数あるの?」と不安になるかもしれませんが、「転職サイトの比較」ページでは数ある転職エージェントの違いを一覧にしてまとめています。
また、その他の注意点などは「転職エージェント利用時の困ったときの対応まとめ」にも掲載しています。ぜひそちらも活用してみてください。
「自分だけで」探したいなら、直接応募型の転職サイトがおすすめ
たくさんの求人の中から「自分だけで」転職先を探したいという場合は、通常の転職サイトがおすすめです。転職エージェントと比べると求人数は劣りますが、「リクナビNEXT」などの大手転職サイトにはそれなりの数の求人が掲載されています。
転職エージェントとは異なり、キャリアアドバイザーとの面談を行わずに直接応募する流れになります。
リクナビNEXT(リクナビネクスト)
直接応募系 | 公開 求人数 | サービス・機能 (無料) | 得意分野・特徴 | 比較 詳細 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
こだ わり 条件 検索 | 自己 分析 診断 ツール | 検討 リスト | 検索 条件 保存 | ||||
| 101,600 (※RN1) | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 20代~40代 限定求人豊富 スカウトメール※RN1 参照:リクナビNEXTトップページに記載のある数 | ![]() |
公式サイトより
- リクナビNEXTは、直接応募型の転職サイトでは求人数がもっとも多い水準で、検索機能も充実している
- 職務経歴書(レジュメ)を登録しておくと、スカウトメールが企業から届き、受動的にも企業を探せる。どういった企業が自分に興味を持っているのかを知ることにも役立つ
- 過去に募集していた企業が、再度募集をかけたときに通知してくれる機能がある
- 20代・30代・40代と幅広い年代に利用されている
- 「定着率が高い企業」「実はすごい企業」「育児と両立しやすい職場」などの求人特集ページがあり、志向別で企業を探す際にも便利
- 無料の自己分析診断ツール「グッドポイント診断」は診断に20~30分程度かかるが、自分の強みを客観的に知ることができ、応募書類の見直しや面接対策の参考にもすることができる
- 求人検索の項目に「在宅勤務OK」項目あり
キャリア転職サイトtype
直接応募系 | 公開 求人数 | サービス・機能 (無料) | 得意分野・特徴 | 比較 詳細 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
こだ わり 条件 検索 | 自己 分析 診断 ツール | 検討 リスト | 検索 条件 保存 | ||||
キャリア転職サイトtype(旧「@type」) | 2,500 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 20代 30代 40代 スカウトメール | ![]() |
- 求人数はリクナビNEXTと比べると少ないが、会員登録の項目が少なくて気軽
- ITエンジニア、営業、クリエイティブなどには職種限定のこだわり条件設定も可能
- 「市場価値診断テスト」や自分の適正年収や強み・弱み、自分に足りないスキルは何かなどを知ることができる「『転職力』診断テスト」がある
【公式サイトはこちら】キャリア転職サイトtype
マイナビ転職
直接応募系 | 公開 求人数 | サービス・機能 (無料) | 得意分野・特徴 | 比較 詳細 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
こだ わり 条件 検索 | 自己 分析 診断 ツール | 検討 リスト | 検索 条件 保存 | ||||
マイナビ転職 | 18,100 (高年収:少ない) | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 20代~30代 40代 スカウトメール |
- 直接応募型の転職サイトとしては、リクナビNEXTに次ぐ求人数の多さ
- 従業員数規模が100名未満の企業が46%(2022年1月時点確認資料より)。年収の高い求人に関してはそれほど多くはない
- 営業職、販売・フード・アミューズメント系職種、管理・事務職の求人が比較的多い
- Uターン・Iターン転職にも対応している
- 転職フェアや合同企業説明会なども全国各地で頻繁に開催している
【公式サイトはこちら】マイナビ転職
エン転職(en転職)
直接応募系 | 公開 求人数 | サービス・機能 (無料) | 得意分野・特徴 | 比較 詳細 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
こだ わり 条件 検索 | 自己 分析 診断 ツール | 検討 リスト | 検索 条件 保存 | ||||
エン転職 (en転職) | 5,000 | ![]() | ![]() | ![]() | 20代~30代前半 30代後半~40代 面接情報掲載 スカウトメール 副業求人も |
- 全体的な求人数は大手と比べて多くはないが、高年収の求人は比較的多い
- 求人検索のこだわり条件に「在宅勤務・リモートワークOK」項目がある
- 担当の編集者が独自の切り口で注目求人を紹介する「求人特集」コンテンツも読み応えがある
- 副業求人特集もあり
【公式サイトはこちら】エン転職
直接応募の転職サイトを利用するうえで気を付けておくこと
転職サイトを利用し、エージェントを介さずに応募をする場合、重要になってくることが「自分の市場価値を客観的に認識しておくこと」になります。
これをおろそかにすると貴重な時間を浪費することになってしまいます。
エージェントを利用する場合はキャリアアドバイザーが判断してくれるため、その点は楽であるともいえます。
では、直接応募のみのサイトを利用して転職活動をする場合、どのようにして市場価値を知ればいいかというと、各サイトの自己分析ツールを利用する方法、各サイトのスカウトサービスに登録してみるという方法があります。
リクナビNEXTでいうと「グッドポイント診断」や「オファーメール機能」がそれにあたります。
それらを活用することで自分のアピールポイントを知り、そこから自分が活躍できそうな会社を探していくことで、回り道をせずに転職活動が行えるようになるかと思います。
また、その他の注意点などは「直接応募型の転職サイト利用時の困ったときの対応まとめ」にも掲載しています。ぜひそちらも活用してみてください。
エグゼクティブ求人・ハイクラス求人に特化したスカウト型転職サイトもある
ハイクラス層の場合、ヘッドハンターからのスカウトを中心とした転職サイトも利用価値があります。匿名のレジュメを登録することで非公開のハイクラス求人をスカウトから紹介される流れです。
ビズリーチ
スカウト | スカウト求人の豊富さ | サービス・機能 (無料) | 特長 | 比較 詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
企業から スカウト | ヘッドハンター等 からスカウト | 個別送信 オファーも | バレ防止 | |||
ビズリーチ | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ハイキャリア20代~40代 面接確約オファーもあり 企業ブロック機能 ヘッドハンターの評価が分かる ヘッドハンター気になるリスト機能 1/3以上が年収1000万以上の求人(※BRs1)※BRs1 参照元:ビズリーチのトップページ (2023/2時点) | ![]() |
公式サイトより
ビズリーチはハイクラス層やエグゼクティブ層、専門職の求人を取り扱っており、求人数もトップクラスのスカウト型転職サイトです。
既に年収が500万円以上の人が主な利用者層で、レジュメ登録をすることでヘッドハンターや企業からスカウトが届く仕組みです。
スカウトを受け取るかたちで転職活動を進めるのは無料ですが、秘匿性の高い求人に自ら応募する際は有料プランになる必要があります。とはいえ、個別に送られてくるプラチナスカウトも無料プランで受信・返信ができるので、費用をかけなくても充分に利用価値が高いサイトです。
リクルートダイレクトスカウト
スカウト | スカウト求人の豊富さ | サービス・機能 (無料) | 特長 | 比較 詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
企業から スカウト | ヘッドハンター等 からスカウト | 個別送信 オファーも | バレ防止 | |||
リクルートダイレクトスカウト(ハイクラス層) | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() | ![]() | ハイキャリア20代~40代 年収800万~2000万求人多数(※RDS1) 顧問求人スカウトも(※RDS2)※RDS1 参考元:リクルートダイレクトスカウトトップページ ※RDS2 参考元:同サイト「顧問求人スカウト」ページ (2023/2時点) | ![]() |
公式サイトより
リクルートダイレクトスカウトは年収600万円以上のハイクラス求人を取り扱っており、求人数も非常に豊富なスカウト型転職サイトです。
すでに専門スキルや経験があり、キャリアアップを目指す人に向いています。
匿名レジュメを登録することで、ヘッドハンターや厳選された企業から非公開のスカウトを受けることができます。
ヘッドハンターも多数おり(2022年5月時点で約600社・4300名以上(※1))、自分だけでは探せなかった非公開求人に多く触れることが可能になります。
このサービスは完全無料で利用することができます。
※1 リクルートダイレクトスカウトTOPページ内「選ばれる理由」より
【ITエンジニア向け】直接スカウトが受け取れるイベント型サービス「転職ドラフト」
スカウト | スカウト求人の豊富さ | サービス・機能 (無料) | 特長 | 比較 詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
企業から スカウト | ヘッドハンター等 からスカウト | 個別送信 オファーも | バレ防止 | |||
転職ドラフト![]() (IT/Webエンジニア特化) (南関東・大阪周辺・愛知) | ![]() ![]() ![]() | ― | ![]() | ![]() | 20代半ば~40代前半 40代後半 年収UP率90%以上(※TS1) 一括(コピペ)スカウトなし(※TS2) 参加企業厳選 ※TS1 参照:転職ドラフトのトップページ ※TS2 参照:公式ブログ記事『「Inside 転職ドラフト #1」徹底レポート』より (2023/2時点) | ![]() |

転職ドラフトは厳選されたIT企業・Web系企業からダイレクトスカウトを受け取れるイベント型のITエンジニア向け転職サービスです。このサイトの最大の魅力は「年収アップ」です。このサービスを利用したITエンジニアの年収UP率は93.8%、平均年収UP額は126万円となり(※1)、「もっと評価される環境で活躍したい」という向上心の高い人におすすめです。運営会社は転職会議などの有名サイトも運営している株式会社リブセンスなので、情報の管理に対しても安心感もあります。
「無料のレジュメ作成サポート」があったり、コピペスカウトが禁止されていたり、転職者目線の使いやすい仕組みが整えられているのも特長です。
経験年数1年以上のIT/Webエンジニア(20代半ば~40代前半)の利用者が多く、関東圏・関西圏または愛知が職場の企業が多いです。
※1 参照元:転職ドラフトページ内「特長」コンテンツ
転職を迷っている人にもおすすめ。登録した検索条件に合う求人が出たらすぐに知れる転職サイトとは
働きたい職場に対してこだわりが多ければ多いほど、検索条件は複雑になりがちです。そして、そういった検索条件を毎回入力するのはとても面倒な作業です。
そういった場合は「検索条件を保存」できる転職サイトがおすすめです。たとえばリクナビNEXTであれば、会員登録をしておけば検索結果画面で簡単に検索条件の登録ができます(画像参照)。さらにここで保存した検索条件は、毎週お知らせメールとして受け取ることが可能です。わざわざ転職サイトの更新日を覚えて定期的にサイトにアクセスしなくても知りたい情報を受け取れる点は、「条件の合う職場があれば転職したいなぁ」といった人には最適です。
また、リクナビNEXTは「こだわり条件」に強いため穴場求人も探しやすく、若手からベテランまで豊富な求人があります。そのため、こういった受信機能はより一層活用しやすいです。
ばれないよう念には念を入れて転職活動をしたい人向け転職サイトとは
転職活動をするうえで、それが今の会社や取引先企業の人にばれてしまわないかと不安がる人は多くいます。
特に大手転職サイトの場合、登録した情報を今の職場の人に見られたらどうしようかと悩んでしまいます。
結論から言うと、そういった心配はほぼ必要ありません。
なぜなら、転職サイトは募集側に対して個人を特定するほどの情報を閲覧できないようにしているためです。
それでも念には念を入れたいという場合、「レジュメ公開ブロック」機能のあるリクナビNEXTが良さそうです。
また転職エージェントdodaのスカウトサービスにも「スカウトブロック」機能があります。
個別オファーが欲しい人に向いている転職サイトとは
自分でも転職活動をするが、同時に個別にオファーをもらっていたい。
オファーを見て自分の市場価値を把握したい。
そういった考えを持っている場合、リクナビNEXTのオファーメール機能や
ミイダスというサービスがおすすめです。
リクナビNEXTのオファーメール機能
オファーメール(スカウトメール)機能は多くの転職サイトにありますが、リクナビNEXTのオファーの場合は3段階用意されています。その3つのなかでも特に「転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファー」は、多くの転職サイトによくある「条件に合った求職者に自動でメールを送る」ものとは異なり、企業担当者が気になった人材に手動で個別アプローチする特長を持っています。書類選考が免除される「面接確約」が保証されたオファーもあります。
ミイダス
ミイダスは、気軽に自分の「想定オファー年収」を知り、企業からのスカウトを受けることができる転職サービスです。
氏名や住所などを入力せずに気軽に利用開始することができ、登録したスキルや経験から、どのような企業が自分に関心を持たれているのかを簡単に把握することができます。
基本的にはほぼ全ての登録者に何かしらのスカウトが届いている実績があるため、必ずしも高い能力がなければ利用できないというわけではありません。
「転職を考えてみようかな…」という段階の人でも非常に使い勝手のいいサービスです。
【参考リンク】厚生労働省:労働市場分析レポート(転職市場の動向など)
転職サイト・転職エージェントを利用して困ったときの対応まとめ
最後に、転職サイトやエージェントを利用しているときに遭遇するよくある疑問について、簡単にまとめておきます。
よりストレスなく転職活動を進めていけるようあらかじめ一読しておくか、困ったときにこのページにアクセスしておくことをおすすめします。
転職エージェント利用時
転職エージェントで紹介できる求人がないと言われてしまったら…
せっかく登録しても、「案内できる求人案件がありません」と言われてしまうことがまれにあります。「せっかく登録したのに…」と落ち込んでしまうかもしれませんが、理由がどこにあるのか把握しておくことで、この先の転職活動を効率的に進められるかもしれません。気持ちを前向きに転換していきたいところです。
なお、よくある理由には以下のものがあります。
- 年齢やスキルなどが原因
- たとえば、40代で今までの職歴がバラバラだと、専門的なスキルが不十分だと考えられがちです。年齢が上がれば上がるほど潜在能力よりも即戦力が求められる傾向にあります。そのため、秘匿性の高い魅力的な非公開求人ほど専門スキルがないと案件が紹介しにくいという現状があります。逆に20代はその人の伸びしろに期待が持たれやすく、スキルがなくても積極的に採用されやすい傾向があります。いくつか転職エージェントに登録してみても反応が乏しい場合、直接応募の転職サイトに切り替えていくのがよさそうです。
- 転職エージェントの得意分野と自分のアピールポイントの相性が悪かった
- エージェントによって得意な年齢層、年収層、業種・職種などが異なります。
dodaや
リクルートエージェントのような大手の転職エージェントは幅広い層・ジャンルの求人案件を扱っていますが、中堅やそれより規模の小さなエージェントは、得意分野が異なってきます。今一度、自分にあった転職エージェントであるかどうかを転職サイト比較一覧ページで確認してみてもいいかもしれません。
- エージェントによって得意な年齢層、年収層、業種・職種などが異なります。
- 自分のアピールポイントを伝えきれていなかった
- 経歴やスキルをしっかりと登録しておかなかったため、魅力のない人材と見なされてしまっているかもしれません。嘘をついては後々苦労しますが、事実はきちんと漏らさずに記載したいところです。
キャリアアドバイザーと合わない気がしたら…。レスポンスが遅いと感じたら…。ぴんと来ない求人ばかり紹介されていると思ったら…
キャリアアドバイザーも人間ですので、どうしても優れている人とそうでない人が出てきます。「きちんと話をくみ取ってくれない」「ぴんと来ない会社ばかり提案される」「転職するかどうかも含めて迷っているのに無理に転職を勧めてくる」「質問や書類添削をお願いしたのに一向に変身が来ない」などの理由で不信感が募ってきた場合は、担当者を変えてもらうか、他のエージェントサービスを利用することも選択肢として持っておきましょう。転職は人生のかかった決断ですので、こういったところで遠慮はしないほうがいいです(押しに弱い人は要注意)。
ここまで書くと不安になる人もいるかと思いますが、多くのキャリアアドバイザーは親身に対応してくれるはずです。ここばかりは運もありますので、気軽に行きたいところです。
転職サービスを複数利用するのって問題ない?
転職エージェントは複数同時に利用しても問題ありません。ほかにも利用しているか聞かれた場合は正直に答えて問題ありません。ただし、同じ求人案件に複数のエージェントから応募することは避けましょう。
関連ページ:転職エージェントの複数かけもちは問題ない?
近くに転職エージェントの拠点がない
転職エージェントによっては電話でのキャリアカウンセリングにも対応していますので、登録してみて電話が来た際に確認してみるのがよさそうです。求人の多くは全国都市部のものになりますので、実際に働くことも念頭において住む場所をどうするかもあらかじめ考えておきたいところです。
紹介してもらった会社が本当に自分に合っているのか、社風が合うのか不安
キャリアアドバイザーからある程度社内の雰囲気や残業の多さ・少なさなどの説明があるかと思いますが、それでも少し不安が残る場合は、「【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト」「OpenWork(旧Vorkers)」などの企業の口コミサイトを利用してみます。実際に働いた経験のある人のリアルな声がありますので、社風や残業量、給与や評価制度なども事細かに知ることができます。
予想よりもすごい企業を紹介されたけれど、何か裏がないか心配
思ったよりも待遇のいい会社を紹介されて、「自分がこんな大きな会社入って本当に大丈夫なの?」と不安になる方もまれにいます。
これは転職エージェントが転職者の年収ベースで報酬をもらっているためでもあり、学歴や経歴、スキルなどに強みがあれば、より価値の活かせる場を紹介する傾向があるのです。
注意したいのは、その会社が自分に合っているのかということ。給料面だけでなく「残業を減らしたい」「しっかり休みを取りたい」などの転職理由から社内の雰囲気まで、自分の中にある条件を満たしているかどうか、調べておくことが転職の成功に大きくつながります。
直接応募の転職サイトと併用しても平気?
問題ありません。ただし、同じ会社に両方から応募することは避けるべきです。
転職エージェントを利用したかったが、まったく相手にされなかった/紹介できる求人がないと断られてしまった
転職エージェントにも得意分野・不得意分野などがあるため、それらの特徴をこのページで調べつつ、他の転職エージェントを利用してみるのが良さそうです。しかし、それでも断られてしまうという場合は、「ジョブカフェ」という各都道府県が運営する施設を利用することをおすすめします。この施設においても、就職相談やカウンセリング、求人紹介やセミナーなどを提供しており、各都道府県に拠点があります。また、しばらく職に就いておらず就職自体に不安が強い人は、厚生労働省委託支援機関が職業定着を全面サポートする「サポステ」の利用を検討してみてもいいかもしれません。そのほかにも、就職困難者を支援するセーフティネット「ハローワーク」を利用するという方法もあります。
直接応募の転職サイト利用時
大学卒業後、アルバイトしかしていなかったけれど転職サイトを利用して大丈夫?
特に問題はないはずですが、採用側の企業によっては気にするところもあるかもしれません(その際も書類選考ではじかれるだけなので特に気にする必要はなさそうです)。
もし不安が残ってしまう場合は、「20代の既卒者・フリーター」を対象とした転職サイト(転職エージェント)もありますので、そちらを利用してもいいかもしれません。
登録したら電話がかかってくる? 今はすぐに転職をすることは考えていないんだけど…
もし転職サイトの登録の際に「エージェントサービスの利用もする」にチェックを入れていると、同じ会社が運営している転職エージェントから電話が来ることがあります。
そういったサービスを利用するつもりがなくうっかり「利用する」を選んでしまった場合は、かかってきた電話でその旨を伝えるか、管理画面から変更ができる場合は変更しておけば問題ありません。なお、もし転職エージェントサービスも併用することで、転職サイトのデメリットを補うこともできます。
スカウトサービス利用時
大量にDMのようなスカウトメールが来るんだけど…
自分の市場価値を知るうえで役立ちますが、「もう全く見なくなってしまった」という場合は、管理画面から設定を変更してみてください。
登録して今働いている企業にバレたりしない?
各サイトの説明にもありますが、登録された氏名や住所、連絡先などの個人を特定できる情報は、仮にスカウトサービスを利用している採用側企業であっても閲覧できないサービスがほぼすべてです。
もし「それでも現在の職場にばれるのが心配…」という人は、個別に指定した企業からの閲覧を不可能にする企業ブロック機能を活用することをおすすめします。dodaの場合「スカウトブロック設定」、
リクナビNEXTの場合「レジュメ公開ブロック」がそれに該当します。このような仕組みになっているため、わざわざ偽名で転職サイトに登録する必要はありません。
関連ページ:リクナビNEXTに登録して今の職場にばれるか不安?ばれない2つの仕組み
リクナビNEXTでプライベートオファーが届いたら、個別に送っているってこと?
リクナビNEXTのプライベートオファー機能は、基本的に条件を絞り一部の人に送っているオファーです。
もし複数からオファーが来ている場合、「より自分の経歴を読んで送ってくれたんだな」と分かる文面の企業から転職先候補を選ぶほうが良さそうです。
全般的な疑問
自分の年収が客観的に見て高いのか低いのか分からない。平均年収を知りたい
転職活動をするうえで気になるのが、今までの年収が平均と比べて高いかどうかです。そこで、平均年収を年代別・男女別で紹介していきます。 なお、以下の数値は、国税庁『令和2年分 民間給与実態統計調査』の「調査結果の概要」を参照しています。
年代 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
20代前半 | 277万円 | 242万円 | 260万円 |
20代後半 | 393万円 | 319万円 | 362万円 |
30代前半 | 458万円 | 309万円 | 400万円 |
30代後半 | 518万円 | 311万円 | 437万円 |
40代前半 | 571万円 | 317万円 | 470万円 |
40代後半 | 621万円 | 321万円 | 498万円 |
50代前半 | 656万円 | 319万円 | 514万円 |
50代後半 | 668万円 | 311万円 | 518万円 |
60代前半 | 521万円 | 257万円 | 415万円 |
60代後半 | 421万円 | 208万円 | 332万円 |
全体 | 532万円 | 293万円 | 433万円 |
【補足:男女間の賃金格差について】女性の年収が男性に比べて低いおもな理由として、「女性の管理職の比率が、諸外国と比べて極端に少ない」「女性の方が非正規雇用の比率が高い」などが一般に挙げられています。これは、男女共同参画白書『就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合(国際比較)』や総務省『労働力調査(基本集計)』のデータからも裏付けられています。
転職をすれば年収は上がる?
転職をすれば年収が上がるとは限りませんが、年齢によって顕著な特徴もあります。もっとも信頼のおけるデータとして、厚生労働省『令和2年転職者実態調査の概況』があり、転職をして年収が上がったかどうかについては「直前の勤め先及び現在の勤め先の状況」内の「転職者の労働条件(賃金・労働時間)の変化」→「労働条件(賃金)」に書かれています。具体的な数値は以下のとおりです。
増加した | 変わらない | 減少した | 不明 | |
---|---|---|---|---|
合計 | 39.0% | 20.2% | 40.1% | 0.7% |
男性 | 37.5% | 20.9% | 41.2% | 0.4% |
女性 | 41.0% | 19.2% | 38.6% | 1.2% |
15~19歳 | 8.8% | 4.1% | 86.0% | 1.1% |
20~24歳 | 46.5% | 18.1% | 33.2% | 2.2% |
25~29歳 | 46.3% | 20.1% | 33.0% | 0.7% |
30~34歳 | 48.6% | 18.4% | 32.8% | 0.2% |
35~39歳 | 40.6% | 20.5% | 37.7% | 1.2% |
40~44歳 | 41.7% | 20.7% | 37.4% | 0.2% |
45~49歳 | 39.7% | 27.5% | 32.5% | 0.3% |
50~54歳 | 27.0% | 19.1% | 53.2% | 0.7% |
55~59歳 | 32.1% | 16.5% | 49.9% | 1.5% |
60~64歳 | 14.6% | 24.0% | 61.2% | 0.2% |
65歳以上 | 18.7% | 12.3% | 69.0% | 0.0% |
現在、正社員 | 41.1% | 21.3% | 36.9% | 0.6% |
現在、正社員以外 | 32.3% | 15.4% | 52.0% | 0.2% |
上の表からも分かるとおり、全体の数値では年収が下がった人のほうが上がった人よりも多いですが、20代から40代までの転職においては、年収が上がった人の方が多いことが分かります。
転職サイトのランキング1位を選べば問題ない?
転職サイトにはそれぞれに特長があり、大多数におすすめの転職サイトが自分に合っているとも限りません。転職活動の進め方や転職に対する温度感、職種や求人に求めることなど、さまざまな要素で変わってきます。ランキングはあくまで参考にしつつも、指標の一つと考えるのがちょうどいいと言えます。なお、転職サイトのランキングを見る場合、その順位付けが何を根拠に行なわれているか、あるいはどういった層にどのくらいの人数でアンケート調査をしているのかにも着目してください。そして、その順位付けが適切なものかどうかを一度確認してみることも大切です。
転職エージェントと転職サイト、どちらにも同じ募集があった場合、どちらから応募すべき?
転職エージェントは採用者の年収ベースに報酬を企業側に支払います。そのため、採用側は慎重になりますし、入社後に求められる期待値も大きいかもしれません。ただし、転職エージェントの場合、企業別の面接対策(希望者に模擬面接など)や応募書類の添削がありますので、直接応募の転職サイトよりは企業の視点を知ったうえで採用面接に向かえることが多いです。転職サポートなしで問題なく進められそうだったら、直接応募を選ぶのも手です。
選考に落とされると自分を否定されたようでつらい
書類選考や面接で落とされたとき、自分の存在を否定されたような気がして気分が落ち込んでしまいます。
そういったときは、「落とされたのは企業が自分を選んでいるだけでなく、自分も企業を選んでいるからだ」と前向きに捉えるようにしたいです。
同時に、人間は失敗をして学び成長していく生き物です。落とされたとしても原因を考え、次の転職活動に活かしていければ、それは決して無駄ではないはずです。
どのような企業に転職すべきか見えてこない
「自分のやりたいことが思い当たらない」「将来もお金に困りたくないがどういう企業を選べばいいか分からない」
そんなときは、次の判断基準を利用してみましょう。
- やりたいことが見つからない場合は、過去の自分の経験で「労力を使わなかったわりに周りの反応や評価が良かったもの」を選ぶ
- 今後も経済的に困ることがないようにしたいが会社選びの基準が分からないという場合は、「過去のスキルを活かしつつ自分のスキルの幅を広げられる」かつ「業界全体が成長傾向にある」ものを選ぶ
これらについては、以下のページで詳細を説明してあります。
退職の流れがいまいちつかめない
退職の大まかな流れは以下の図のとおりです。
退職にあたっては、「社内で転職する考えがあることを安易に口にしない」「業務の引継ぎのスケジュールも計画的に立てる」など、いくつかの注意点があります。
最終選考段階や内定をもらった段階で、企業から「リファレンスチェックをしたい」と言われたが、それは何か。また、内定取り消しはあり得るのか
リファレンスチェックとは、中途採用を行なっている一部の企業が行なっているもので、簡単に説明すると「経歴などのチェックを実施する」ということです。
具体的には、転職者がどういう人間でどのような仕事ぶりをしていたかを前職の上司や同僚、あるいは取引先など数名に確認するものです。経歴が正しいかどうか、どのような実績があるか、欠勤などはあったかなどについても調べられるようです。
リファレンスチェックが行なわれる場合は、ほぼ内定が決まっている段階での最終確認であり、採用にあたるリスクを軽減する目的があります。
外資系企業はこのリファレンスチェックを行なう場合が多く、特に幹部クラスなどの重要なポジションの採用において実施する傾向があります。
経歴詐称などの重大な事由が判明した場合、仕事ぶりに関する評価が低かった場合、過去の職場でのトラブルが判明した場合などは、内定を取り消されたり不採用になる可能性もあります。
このページの転職サイト・転職エージェント等の評価基準について
このページで取り扱っている転職サイト・エージェントの情報については、以下の基準において掲載を行っています。
転職サービスの掲載基準
このページで掲載している転職・就職などの人材サービス(エージェント等)は、その運営会社が職業紹介事業の許可・届出事業者であることを確認したうえで掲載しております。なお、職業紹介事業者については、厚生労働省職業安定局が運営する「人材サービス総合サイト」の「職業紹介事業(許可・届出事業者検索)」コンテンツでどなたでも検索が可能です。
転職エージェントの比較表内の評価基準
「主な利用者層」の記述については、各転職エージェント公式サイトが掲げているキャッチコピーやフレーズに加え、募集企業向け資料・ページなどに記載されている利用者年齢層・利用者職種などを基に、決定しています。
「公開求人数」の数値については、それぞれの転職エージェントの求人検索機能で何も条件を加えずに検索して表示された件数になります。一部のサイトは「募集終了」を含む件数が表示されてしまい、条件で除外もできないため、補足として「一部募集終了含む」などと記載を入れています。
また、非公開求人についても件数がページ上に記載されている場合はその件数も補足的に表示しています。具体的な件数が不明な場合、サイト上に掲載している大まかな数値や割合など、規模感の参考になるものを表示しています。求人件数の数値は定期的に更新をしており、最終更新年月は比較行右下(「拠点」の後ろに表示されます)。
なお、同枠内には、各サービスが公開している「年収UP率」も表示しています。また、その数値に補足(実績年度や算出対象)がある場合は、直下に括弧で記載しています。
転職サイト(直接応募)の比較表内の評価基準
「求人の豊富さ」はその転職サイトがどれほど求人を保有しているかを三つ星で相対的に示しています(星半分もあるため、星0~星3の7段階)。公表されている数字に加え、各転職・求人サービスの検索結果ページの件数も確認しています。
「サービス・機能(無料)」には主な活用サービスの有無を示しています。サブ項目は「こだわり条件検索」「検索マッチ度」「検討リスト」「検索条件保存」の4つです。
「こだわり条件検索」は、検索機能において細かな条件を指定できることです。たとえば、経験や学歴の有無、服装、勤務時間などが挙げられます。
「自己分析診断ツール」について説明します。これは、転職活動をするうえで活用しがいのある無料ツールのことを指します。短時間で簡易的にできるものから、30分程度要する本格的なものまでありますが、太字のチェックマークは後者のものとなります。
「検討リスト」は自分が良いと思った求人をリストに追加しておける機能です。
「検索条件保存」は自分が検索した条件を保存できる機能です。細かな条件を指定して定期的にチェックするときに便利です。
いずれも機能がある場合はチェックマークが付いており、その機能が特に充実している場合はチェックマークが太いデザインになります。例として「こだわり条件検索」を挙げると、検索条件が細かく設定でき、「離職率」などのユーザーにとって気になる条件でソートができる場合、「機能が充実している」と判断しています。
スカウト型転職サイトの比較表内の評価基準
「スカウト求人の豊富さ」は「企業からスカウト」「提携エージェントからスカウト」に分けて掲載しています。サービスによってはいずれかに特化しているため、取り扱っていないタイプのスカウト求人は「―(ダッシュ)」が表示されます。どちらも3つの星で評価され、算出の根拠は各スカウトサービスがサイト上で掲載している数値または求人検索でヒットする件数となります。
「サービス・機能」は「個別送信オファーも」と「バレ防止」の2つを儲けています。「個別送信オファーも」については、企業側がユーザーに対して大量に自動メールを送付するものではなく、個別に経歴を見て送信する機能があるかどうか、また、それが実用的であるかどうかを基準としています。また、「バレ防止」は、登録した経歴を閲覧できる企業を制限できるか、またはそれに代替する機能・仕組みが備わっているかを基準としています。いずれも、その機能がある場合はチェックマークが付与されます。
比較表右側「得意分野・利用者特性・拠点」などの評価基準
比較表右側「得意分野・利用者特性・拠点」や「得意分野・特徴」について、主に年齢層を含め採用企業向け資料・ページなどをもとに作成しています。人によっては大きく重視するであろう特長を中心に掲載しています。
以上が、自分に合ったおすすめ転職サイトのまとめとなります。
個人個人によって様々な転職のやり方があるかと思いますが、おおよそどの転職サイトやエージェントが自分にとっておすすめかという疑問の解決に役に立ててもらえればと思います。
関連性の高いこちらの記事もお役立てください。
本サイトではより正確なコンテンツ制作を心掛けており、以下のデータなどをもとにコンテンツを制作しています。